|| トップページ「Star Ocean 2」十賢者イベント・PA>エルリアタワー最上階


クロード ここは…一体!?」
レナ あれが…、ソーサリーグローブ、なの?」
レナ きゃっ…!!」
クロード レナっ!」
ジョフィエル 動クナ…ソコデ、止マレ。」
ハニエル なぜこの女がクォドラティック・キーを持っているのだ?
我々が核を作り結晶化をさせたキーは、一つだけのはずだが?」
レナ 何なの、あなたたち!?」
クロード 危ない!!」
クロード く…。」
レナ クロード!」
ジョフィエル 動クナ、ト言ッタハズダ。我々ノ言葉ガ理解デキナイワケデハアルマイ。」
レナ クロード、しっかりして!」
ミカエル 治癒の力だと? …テメエ、ネーデ人か!?」
レナ …ネーデ、ジン?」
クロード 一体、何を言っているんだ!? お前たちは何者だ!!」
サディケル やれやれ。本当に、野蛮ですねえ、未開惑星の人間は。すぐにそうやって声を張り上げる。」
カマエル いや…わしが見たところ、この少年はエクスペルの人間ではないぞ。
おそらくは、地球人じゃろう。」
サディケル それは失礼…
ですが、なぜ地球人がこんな宇宙の果てに?」
カマエル そんな事は知らん。」
プリシス なに、ワケ分かんないこと言ってんのよっ!?」
レナ チキュウジン…? ウチュウ…? …クロード?」
クロード ……。」
カマエル ふむ…分かるはずもないか。ならば教えてやろう。
その少年はエクスペル人ではない。別の星の人間だと言う事じゃ。」
レナ 別の…星の人間?」
カマエル そうじゃ。お前たちがただの光だと思っている星々には様々な生物が住んでおる。それは地球しかりエクスペルしかりじゃ。
しかし、大したことではあるまい? お主とて、われわれと同じ…ネーデ人なのだからな。」
レナ ワタシ…、あなたたちと同じ、ネーデ…ジン?」
クロード レナ、こいつらの言う事は聞くな!
…お前たちの目的は何だ!? エルリアを滅ぼしたのもお前たちか!?」
メタトロン 我々の目的など、お前が知る必要はない。」
クロード なにっ!?」
ミカエル それに、もうオセエんだよ。既にこの星は、ネーデとの衝突コースに入っちまった!
目的を知った所で、オメエらにはどうにもできねぇ。」
レナ 衝…突?」
クロード どうしてそんな事を!? この星の破滅が目的なのか?」
ルシフェル クク…ハハハ…ハーッハッハッ!」
クロード 何がおかしい!!。」
ルシフェル クククッ…下等生物らしい、浅はかな考えだと思ってな。
こんな辺境の星一つ破滅させて何になる。これは、我等がネーデに戻るための手段の一つにすぎん。
全ては我々が力を取り戻し、銀河宇宙を我が物にするための布石でしかないのだ。」
クロード 銀河征服だって!?」
ルシフェル そうだ。貴様らのような、虫けらには分からんだろうがな。」
ガブリエル そろそろ時間だ。間もなくこの星は、ネーデと衝突する。」
クロード なぜだ? なぜお前たちはこの星を選んだ!?」
ガブリエル この星が最もネーデとの周期軌道に接近する惑星だった。…それだけだ。」
カマエル クォドラティック・スフィア…、お主たちの世界でソーサリーグローブと呼ばれておるものじゃが。
あれを使って、惑星の軌道をずらしたのじゃよ。ネーデと衝突させるためにのう。」
メタトロン しかしまさか、この星にクォドラティック・キーまであるとは思わなかった。おかげで、計画が100年は早まったよ。」
レナ あなたたちがさっきから言ってるクォドラティック・キーって一体何なの!?」
サディケル 君たちが『エナジーストーン』て呼んでいる紋章石を結晶化させた物だよ。君も首から下げてるじゃないか。」
レナ これが、このペンダントが? でも、どうして…。」
ハニエル ネーデ人である貴様が持っていても不思議ではあるまい。
クォドラティック・キーを作ることができるのは、ネーデ人だけなのだからな。」
ミカエル もういいだろう。どうせお前たちは、ここで死んじまうんだ。」
クロード そうはさせない! お前たちを倒して、この馬鹿げた行いを止めてみせる!!」
ガブリエル 残念だが。我々を倒しても、もはやエクスペルの軌道は変わらない。」
クロード そんなの、やってみなければ分からないさ!」
ルシフェル バカなやつだ…おい、少し相手をしてやれ。」
ジョフィエル ドウシテモ、死ニタイヨウダナ。」
ザフィケル 苦しまないように殺してやるのが、せめてもの情けか…。」
メタトロン ここは私に任せて貰おうか。このような輩は、私一人で充分だ。
我が名は十賢者が一人メタトロン。我と相見えることを誇りに思うがいい!」

--- 戦闘 ---

メタトロン ふ…、なかなかやるな…。しかし、お遊びはここまでだ。」
ガブリエル ここまで来れば、後は我々の力でネーデまでテレポートできる。さらばだ、愚か者たちよ…。」

--- 暗転 ---

うまく行ったようだな。我々はネーデにもどって来た。」
だが、あの虫けら共も一緒に来てしまったようだが?」
それは仕方がない。あの場所にいたのだ、奴等が死んでいない限りそうなったはずだ。」
どうする、殺るか? かなり離れた場所に落ちちまったようだが。」
放っておけ。どうせ何も出来はしない。」
確かにな。遅かれ早かれ、やつらは死ぬ事になるのだから。」
気になるのはネーデ人の少女ですね。なぜあの星にいたんでしょう?」
分からん。今のネーデから外部に出る事は、事実上不可能なはずじゃが。」
まあ、小娘一人の事だ。俺等にとって大した問題にゃあならねえだろう。」
すべては計画通りという事ですね。」
そうだな…。」
ですが、油断は禁物です。」
スベテハ、コレカラハジマルノデスカラ。」
うむ。」