[CardWirth] 能力判定分岐、再調査中
シナリオ「隠れ技能屋」のキモである適性予想ですが、これが割とあやふやなものだという事は、シナリオ紹介ページからリンクしている関連資料「適性判断の判定基準に関する詳細」を見た方には、すぐにバレてしまうと思います。
と、ここで勘の良い方は気付かれたかもしれません。
以前に作った資料のタイトルが「適性判断~」なのに対して、この記事内では「適性予想」。
実は、シナリオ作成当時、判定だの判断だの、いかにも何かが分かるような書き方をしてしまった事を後悔しています。今さらですが、近日中に予定している再度のシナリオ更新時に、全て「予想」に変更するつもりです。
「予想」でも、まだ実態より良い気もしますが。
それはさておき、適性予想の元となるデータを強化すべく、現在能力判定分岐に関して再調査中です。
調査用のシナリオは昔のもので、やる事自体は変わりません。判定に使用する能力を違えた複数のサンプルPCを準備し、それぞれを対象に100回繰り返し判定を行って成功回数を数えます。
以前との差は、サンプル1につき50回だったデータ採取が2倍の100回になった事、サンプル数を増やしてより細かく調査を行った事、の2つです。
以前より少し細かく調べた事で、前には分からなかった事が見えてきました。
・判定の境界値変更の可能性大。
・判定に対する有利性と100回中の成功回数は、単純な比例関係ではないらしい。
2番目は以前の調査でもそれらしい結果が出ていたのですが、サンプルの取り方の問題かと思っていました。
それが、今回はっきりアイコン表示が最高ランクの範囲辺りで成功数が頭打ちになる傾向が見えました。判定に有利なほど成功率が上がり、最終的に常に成功に近付くかと思っていたら、そうでもないようです。どんなに得意でも偶には失敗する、という事でしょうか。
判定に有利なほど結果のバラつきが少ない=よりコンスタントな結果を残せる事と合わせて、本当に良く出来ていると思います。