[CardWirth] CardWirthで作る意味
「CWで作る意味」について昨日Twitterで呟きましたが、勢いで書いた上に文字数の制限もあって、通して読むといまいちだったり、まだ公開していないサンプルの内容が混じったりと何だか残念な感じになってしまいました。もう少し、整理してみようと思います。
元のツイートはこの辺。Twilogで見た方が早いかも(独り言×5の部分です)。
呟きのきっかけは公式ファンサイトの掲示板なので、興味がある方はそちらもご覧ください。
(※荒れているのは見たくない方は、掲示板リンクはクリックしないで下さい。)
さて。
CWは、公式の縛りが非常に緩いゲームです。
Ask作品は一応の基準だし、それでCWにハマった人は同系統の作品を好む傾向があるかもしれません。しかし、そこから外れるものを作ってはいけないという決まりはありません。
このことが、様々なシナリオを生んだ環境の鍵になっているのは間違いありません。
CWで作る意味。
過去にも話題になったことがあったと記憶しています。
ただ、私はそれが話題になること自体が良く分かりません。
例えば誰かがシナリオを作るとして、その理想の形、これが作りたいがために作る、これを外したら作る意味がないというものがあるとします。
その場合、それをCardWirthで作ることはその人にとって譲れない意味を持ち、そのために欠かせないものはその人にとって「必要」なのです。
いやその。元がNext専用シナリオの話だったのでもうちょっと突っ込むと:
作者が作りたいもの・やりたいことがNextの機能でしか実現できないのであれば、その人にとってNextの機能は「必要」であると思う、という話ですね。
Nextの独自機能の中には、従来の機能の組み合わせで完全再現またはある程度再現できるものもあります。ただ、従来手法での置き換えが意味を持つのは、作り手がそれで良いと考える場合に限るわけです。
Nextでしか実現できない、Nextで作った方が理想に近づける、Nextの方が手間がかからない、或いはNextユーザーだけにプレイしてもらえれば十分と考えている。そうした場合には、従来手法での置換は、その人にとって何ら価値がありません。
Nextの話に限りませんが、作り手1人1人が自分にとっての最善を選べば良いだけの話です。
Next専用で作りたければ作る。
中世ファンタジーっぽくないシナリオを作りたければ作る。
CW界隈であまり評価されないタイプのシナリオだって、作りたければ作ればいいと思います。
全員から評価されることはなくとも、誰かがそのシナリオを必要としてくれるでしょう。
一方、個々のプレイヤーが作者の理想ややりたいことに価値を見出すかは全く別の話です。
作者の「必要」とプレイヤーの「不要」は何の矛盾も無く両立します。
作者にとっての必要性とプレイヤーにとっての必要性は多くの場合無関係で、プレイヤーにはプレイしない自由が保障されています。プレイヤーが考えるべきは「CWで作る意味」ではなく、「CWでやる意味」ではないでしょうか。
※※※
あまり「CWシナリオとは」みたいな事であれは駄目これは駄目みたいな雰囲気ができてしまうと、CWの良い所の一つである多様性が失われていくのではないかと思っています。
多様性が失われると狭い範囲でしか新しい人を受け入れられなくなり、結局先細りを招くんじゃないかなぁとか。まあ、そんなのは個人ユーザーが考えることではない気もしますが。
※※※
最後に、もうちょっとだけ。
私は、シナリオを作る際は可能な限り全エンジン対応したいと思っている人間です。
が、これを言うと、なぜ手間をかけてまでやるのか、より新しい機能を使えば簡単なのにと仰る方がいます。価値観の違いとしか言いようがありませんが、言われている内容がその通りなだけに説明し辛く、これが非常に困るのです。
だからこそ、他人に押し付けないように在りたいな、と。自戒を込めてこの記事を終わります。
→微妙に次回に続きます。