──ここではCW1.50とCWNextが別物として扱われているが、CW1.50もNextだと聞いた。どちらが正しいのですか?

とのご質問を頂きましたので、その点について補足しておきます。
結論から言うと、どちらも正しいです。

CW1.50とは、「Lyna氏がCW1.28を解析して開発したクローンエンジン CardWirthNext の最初のバージョンが、愛護協会から正規版扱いで配布されたもの」です。
つまり、CW1.50の実体はCardWirthNextで、Next1.60の1つ前のバージョンにあたります。
「CW1.50もNext」というのは、エンジンの実際の中身を表しています。

一方、当サイトでは配布時の名称を重視し、基本的にNext1.60からを「Next」として取り扱っています。
CW1.50公開から約7か月後にLyna氏が愛護協会を離脱され、CW1.60となる予定で開発が進められていたNextの次バージョンは、「CardWirthNext Version 1.60」としてLyna氏の個人サイトで公開されました。「Next」の名で配布されるようになったのは、このときからです。
実際の中身で話をするとCW1.50の説明がややこしくなる、Next1.60で大きく仕様が変わったため互換性の問題を取り扱うには個人配布になったところで区切った方が分かり易いという事情もあります。

↓CWエンジン開発の歴史
[img:CWエンジン開発の歴史]
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興味があればこちらもどうぞ。
カードワース公式及び愛護協会関連の動き(エンジン開発の流れなど))

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