|| 「踊る金狼亭」TOPメモ箱私家版エンジン関連情報>対応エンジンの話



ここで言う「どのエンジン向け」=「正規版、Next、Pyのどれ?」。
つまり、対応するエンジンの種類です。

種類のほかに対応バージョンの問題もありますが、ここでは扱いません。
正規版については各バージョン変更点まとめを作っています。対応バージョンを調べる際は、そちらをご覧ください。
私家版は、それぞれ配布サイトや付属のテキストなどでバージョンごとの変更点をご確認ください。
初めてシナリオ作成に挑戦される際は、こちらもお役に立つかもしれません。→「シナリオを作りたくなったら」
(※以下、全て2015年12月15日現在。今後仕様が変わったり、新たな私家版が誕生するかも?)

正規版、Next、Pyのどれ──ということは、シナリオの種類は3つ?

ざっくり言うと、【全エンジン向け】【Next専用】【Py専用】の3つです。
公式エンジン(CW1.20〜1.50)が採用してきた全てのエンジンで読み込めるシナリオデータ形式のほか、2つある私家版(Next、Py)のそれぞれが専用のシナリオデータ形式を持っています。
詳細はシナリオデータの互換性をご覧ください。

CardWirthNext

Next付属のWirthBuilderで作成したシナリオは、必ず【Next専用】になります。
他のエンジンにないNext独自要素の存在もありますが、それ以前にフォーマット自体が異なるため、内容とは関係なく他のエンジンでは読み込めません。 Nextの独自機能を使わなければ他のエンジンでも遊べるというものではないため、その点に注意が必要です。
後から他のエンジン用に変換する方法も、今のところありません。

CardWirthPy

CWXEditorでは、新規作成時に【全エンジン向け】の形式(クラシック形式)と【Py専用】の形式のどちらで作るかを選べます。
【Py専用】のものを【全エンジン向け】の形式で保存し直すこともできますが、既に独自要素を使用していた場合は、それらをCWXEditorの「誤り検索」で検出して、1つずつ取り除く地道な作業が必要となります。
Pyの独自要素は今後も追加されていく可能性があり、Py専用からクラシック形式への変換は、今より難しくなることはあっても簡単になることはないと思われます。効果系カードに独自要素を使用する場合は、宿の逆変換への影響も考えられます。

なお、CWXEditorのクラシック形式が全エンジン向けというのは、あくまでデータのフォーマットが公式仕様ということです。基本的に他のエンジンでも遊べますが、「クラシック形式なら必ず他のエンジンで遊べる」のではないことにご注意ください。

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意図せず専用形式を選んでしまわないための、お勧め作業手順

シナリオの対応エンジンは、(だいたい)使用するシナリオ作成ツールで決まります。
特に注意すべきは、【Next専用】です。Next付属のWirthBuilderで作るとシナリオ内にNextの独自機能を使わなくても【Next専用】になり、今のところ【Next専用】から【全エンジン向け】に変換する方法もありません。

【Py専用】のXML形式も、Pyの独自要素を含むと完全な状態で【全エンジン向け】に変換することができません。
また、Py系のシナリオエディタCEXEditorで作成可能な【全エンジン向け】フォーマットのシナリオは、格納に用いた画像の種類によっては他のエンジンで遊べないことがあります。

現在は、正規版、Next、Pyのユーザーが混在している状況です。
私家版の独自機能を使わない場合は、専用ではない形で作っておくと他のエンジンののユーザーも遊ぶことができます。

というわけで、お勧めの作業手順は、
  1. CW1.50付属のWirthBuilder、または他のデータバージョン4対応編集ツールで作成開始。
    (※CWXEditorで作成する場合は、新規作成→[クラシック]を選択しておく。PNGやGIFはBMP変換して格納する。)
       
  2. 私家版専用形式で作りたくなったら、
    • Next:編集ツールをNext付属のWirthBuilderに変更。(必要なければそのまま)
    • Py:CWXEditorで開き、「XML形式のシナリオ」として保存し直す。(必要なければそのまま)
です。
こうしておけば、意図的に行わない限り、専用形式で保存してしまうことがありません。
※※※
別のページに、【全エンジン向け】/【Next専用】選択の判断材料についてまとめました。
CardWirthNextの独自機能と、従来手法での置き換え
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