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現在、CardWirth系エンジンで用いられているシナリオデータ、「データバージョン4」「データバージョン7」「WSN形式」の互換性や、相互変換の方法などをまとめています。
↓形式 / エンジン→〜CW1.50CWNextCWPy
データバージョン4
(1.20〜1.50仕様)
データバージョン7
(NEXT仕様)
××
WSN形式
(PY仕様)
××

なお、シナリオを別の形式に変える時は、必ず変換直前のコピーを作成して保管しておきましょう!
3つの形式を相互変換することはできますが、その際にひと手間──場合によっては、かなりの手間がかかります。
各種エディットツールと、作成したシナリオが利用できるエンジンの対応は、このページのいちばん下の表をご覧ください。


データバージョン4(1.20〜1.50仕様:全エンジン向け)

groupASK時代から使われてきた公式フォーマット。CW1.30以降に多少拡張されている。
CW1.20〜1.50のほか、私家版のNextやPyでも利用できる

作成に使用できるツール

他の形式への変換

★データバージョン7(Next専用)に変換
WirthBuilder(ver.1.2.0以降/Next付属のもの)で開き、保存する。
★WSN形式(Py専用)に変換
CWXEditor(ver.2.0 β15以降)で開き、WSN形式のシナリオとして保存する。
また、CWXEditorでは、[クラシック]と非[クラシック]の間で切り貼りが可能で、パッケージやイベントなど部分的な移植も簡単に行える。
  • 専用の設定拡張部はデフォルト値で追加される。
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データバージョン7(NEXT仕様)

私家版エンジンの1つ、CardWirhNext専用のシナリオ形式。CW1.50やPyでは利用できない
シナリオに属するファイルの構成はデータバージョン4と同じだが、Next独自のデータフォーマットになっている。

作成に使用できるツール

他の形式への変換

★WSN形式(Py専用)に変換
WirthBuilder(ver.1.2.0以降)で非圧縮保存した後、CWXEditor(ver.7 α2以降)で読み込んで保存する。
Wsn.4シナリオとして保存される。
  • WSN形式に互換要素が無いときは、あらかじめ決められたルールでWsn.4として解釈できる形に変換され、該当する変換箇所に「@@@NEXT」というコメントが付される。
    データバージョン4やWSN形式で公開したければ、編集>検索と置換 の「テキスト検索」で上記コメント箇所を探し、変換内容が妥当か検討する必要がある。
  • カード名称の文字数がWSN形式の上限を超えていても、名称変更はされない。そのため名称が本来の上限を超えるカードが生じることがあるが、カード個別の編集画面に文字数に関する警告が表示されるものの、誤り検索では検出できない。
    このような誤り検索で探せない誤りがないか、エリア・バトル・パッケージ・各種カード(使用時イベントがあればそれも)の編集画面を1つずつ開いて、目視でエラー表示がないか確認しておくと、より安心できる。
  • 非圧縮データバージョン7を取り扱えるCWXEditorは、現在、開発段階。
    今後仕様が変わったり、データバージョン7の読み書き周りに不具合が発見される可能性もあるため、ご自身のシナリオを元と違うエンジン対応に作り直して公開するなら、正式版が出るまで待った方が良い
★データバージョン4(全エンジン向け)に変換
上記の方法でWSN形式に変換した後、さらにクラシックシナリオとして保存し直す。
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WSN形式(PY仕様)

私家版エンジンの1つ、CardWirthPyで採用されているシナリオ形式。CW1.50やNextでは利用できない
XML形式のシナリオで、展開した状態なら容易に内容が読み取れる特徴がある。
現在、Pyのほかに対応エンジンがないため、Py専用と考えて差し支えない。

作成に使用できるツール

他の形式への変換

今後、新たな独自要素が追加されていく可能性が高く、WSN形式から他の形式への変換は、今より難しくなることはあっても簡単になることはないと思われる。
効果系カードに独自要素を使用する場合は、宿の逆変換への影響も考えられる。
★データバージョン4(全エンジン向け)に変換
CWXEditor(ver.2.0 β15以降)で開き、クラシックシナリオとして保存する。
変換は自動だが、自動ゆえの注意点もある。「注意点とおすすめ手順」参照。
  • 専用要素は修正・削除できる場合は自動変換されるが、一部が消えずに残ることもある。CWXEditorの 編集>検索と置換 で「誤り検索」を行い、非対応部分を取り除く作業必須。
  • Pyのデフォルト素材のファイル形式がCW1.50などとは異なるため、かなり古いバージョンのCWXEditor(ver.3.0以前)ではクラシック形式で保存し直したものをそのまま他のエンジンのScenarioフォルダに入れても正常に動作しないことがある。
★データバージョン7(Next専用)に変換
CWXEditor(ver.7 α2以降)を用い、「名前を付けて保存」で「CardWirthNext 1.60形式としてエクスポート」を選んで保存する。
  • 基本的に、データバージョン4への変換と同じことを注意すれば大丈夫だと思う。
  • データバージョン7を取り扱えるCWXEditorは、現在、開発段階。
    今後仕様が変わったり、データバージョン7の読み書き周りに不具合が発見される可能性もあるため、公開用のシナリオに使うのは、正式版が出るまで待った方が良い
なお、CWXEditorでは形式が異なるシナリオ間での切り貼りが可能なため、部分的な移植も比較的簡単に行える。

データバージョン4(クラシックシナリオ)に変換する際の注意点とおすすめ手順

変換は一定のルールに基づいて自動で行われるが、場合によっては内容が大きく変わることがある。
例えば、設定項目に該当する選択肢がないときに自動でデフォルト値が割り振られるようなケースだ。キーコードが6個以上のとき自動的に5個に削られるといった、はみ出した部分の削除もある。
手軽で便利な反面、変換後の確認を怠ると、実は内容が変わっていることに気づけない恐れがある。
そこで、自分で把握できない内容の変化をなるべく防ぐため、以下の手順をお勧めする。

CWXEditor 6.4まで

  1. クラシックシナリオとして保存し直したら、以下の手順が終わるまで、編集中のシナリオを閉じずに作業を続ける。
  2. CWXEditorの設定で、「対応エンジン」の項目を移植先のエンジン(CW1.28〜1.50のどれか)に変更する。
  3. 誤り検索を行い、何も出てこなくなるまで内容を修正。
  4. 移植先で非対応な部分を全て取り除けたら、シナリオを保存して閉じる。
クラシックシナリオとして保存し直した時点では、エディタ画面上ではWSN形式で編集中の状態がほぼ維持されている。保存したシナリオデータは自動変換後の状態だが、画面上には変換前にあったデータバージョン4にない要素がそのまま見えており、誤り検索で検出もできる。この状態で非対応部分を見つけていけば、自動変換の対象となる箇所を手作業で修正できる。
しかし、一旦編集を終了して開き直すと自動変換後の状態が読み込まれ、元々あった非対応要素のうち自動変換で対応するように置き換えられた部分は検出できなくなる。

CWXEditor 7以降

  1. クラシックシナリオとして保存し直す前に、移植先のエンジン(CW1.28〜1.50のどれか)を基準バージョンとして誤り検索を行い、何も出てこなくなるまで内容を修正。
  2. 誤り検索で見つかる非対応要素を取り除き終わったら、クラシックシナリオとして保存。
  3. CWXEditorの設定で、「対応エンジン」の項目を移植先のエンジン(誤り検索で指定したのと同じ)に変更する。
  4. エリア、バトル、パッケージ、各種カードの編集画面を1つずつ開いて、目視でエラー表示がないか確認→あれば修正。
    (※キャストは所持カード、効果系カードは使用時イベントも見るのを忘れずに!)
  5. エラーがないことを確認するか、エラーが出ている部分を全て取り除けたら、シナリオを保存して閉じる。
CWXEditor 6.4までは、設定で「対応エンジン」をCW1.28〜1.50にしても、WSN形式で編集中は自動的にPyエンジンを基準として誤り検索が行われていた。CWXEditor 7以降は、WSN形式で編集中も、誤り検索画面で「基準バージョン」に設定したエンジンを基準として検索を実行できる。
(※いずれにしても、誤り検索やエラー表示を100%頼らず、大事なところは目視で確認することをお勧めします。)

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エディットツールと作成したシナリオが利用できるエンジンの対応

↓作成 / 再生→公式版私家版
〜1.291.301.50NextPy
CWEditor1.28
(CW1.28付属)
WB1.0.8
(CW1.30付属)

(※1)
WB1.1.38
(CW1.50付属)

(※1)

(※1)
WB1.2.0以降
(CWNext付属)
××××
CWXEditor
(CWPy付属)

(※2)

(※2)

(※2)

(※2)
(CWEditor=CardWirthEditor,WB=WirthBuilder)

(※1)新たに追加された新コンテントなどを使用した場合に再生できない。

(※2)WSN形式や、データバージョン4でもPNG・GIFを格納したシナリオはプレイできない。

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