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[CardWirth] cwNowUp 0.81β

投稿者プロフィールの表示周りを改善しました。

これは以前からどうにかしたいと思っていたものです。
これまでは、プロフィールにURLが含まれているとき、短縮URLのまま表示されていました。これを展開した形で表示し、リンクをつけるようにしました。

この修正に伴い、削除済みアカウントを除くすべての記録済みアカウント情報の更新を行いました。現時点で存在しているアカウントの記録は、ユーザー名とプロフィール欄の各項目(名前・自己紹介・場所・ウェブサイト)が、今日(9/1)時点の情報に置き換わっています。

また、この修正中に気づいたいくつかの細かいバグを修正しました。

 

運用開始から5年経ちましたが、まだやるべきことは残っています。
作り始めた頃に計画して未達成のこと。それから、去年Twitter APIの新バージョンが発表されており、そちらへの移行も検討中です。
今後ともよろしくお願い致します。

cwNowUp→ver.0.81β
・投稿者プロフィールの取得と表示について細かな改善を行いました。
・微細なバグを修正しました。

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[CardWirth] cwNowUpに自動停止機能を装備しました

長年サイト運営をやっていると、いつか終わるときやその後を考えることがあります。来年、再来年ぐらいまでは今と同じように続けているイメージを持てますが、それ以上になると曖昧になっていき、5年、10年先は分からないな、と思うわけです。
今のところその気はありませんが、いつかはこれまでのネット上の活動に区切りをつけようと思う日が来るのではないか。また、自分にやめる意思がなくても、例えば中の人が突然行動不能などの事情で強制終了もあり得ます。
そのようなときのために、10年ほど前から「何かの備え」を進めてきました。

cwNowUpには、これまで「そのとき」の備えがありませんでした。
中の人が行動不能になったとき、大部分のものは長くても1年後にはやって来るサーバの課金切れに伴って消えるだけですが、Twitterの書き込みを自動的に記録・リツイートしているcwNowUpだけは少し事情が異なります。業者ツイートなどを拾っても対処ができないとなると、迷惑botと化すかもしれません。いずれはサイトが消え、自動リツイートも止まりますが、過去のリツイートは解除されずに残ります。突然行動不能の可能性が身近になっている今、何か対策をしておいた方が良さそうです。

色々方法を考えましたが、結局シンプルに、一定期間操作をしなければ自動処理(収集・リツイート)が自動で止まる仕組みにしました。本日8/18からです。万一中の人が予期せぬ行動不能に陥っても、数日で自動処理が停止します。停止までの数日間に無関係なツイートを拾ってしまう可能性は残りますが、最長1年よりはマシではないかと思っています。もっと良い方法を思いついたら改善していく予定です。
また、今回の更新に伴って、FAQに関連する項目を追加しました。

(うっかり忘れが絶対にないとは限らないので、自動処理が停止しているときは管理人まで連絡いただけると助かります。)

cwNowUp→ver.0.8β
・管理者が一定期間操作を行わない場合、自動処理を停止するようにした。
・FAQ更新

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[CardWirth] 備忘録:あるシナリオの話

今から書くのは、先日公開されたあるシナリオの話です。
20年程前に公開された街シナリオの“再現版”ということで、Twitterで「上げてきた」というツイートを見かけてダウンロードしました。

再現元シナリオの付属テキストには、公開日が「00/04/14」と書かれています。
CW1.20の時代ですね。
残念ながら、今はもう入手することができないようです。
以下、便宜的に2000年公開の再現元を「シナリオA」、先日配布が始まった再現版を「シナリオB」と呼ぶことにします。

※※※
さて。シナリオBをダウンロードした際、私は「シナリオBとは、シナリオAの作者の方が修正や追加など行った新しい版を別名義で公開したもの」──つまり、「シナリオBの作者=名前を変えて戻って来られたシナリオAの作者」だと誤認していました。
シナリオB公開のツイートはハッシュタグ検索で見つけてその前後までは確認しなかったし、さらに悪いことにシナリオの付属テキストを良く読んでいませんでした。
また、シナリオA・Bをエディタで開いてざっと見比べ、背景画像が異なるエリアがあったり、カードの解説文が少し修正されていたりはあるものの、両者に大きな違いはないように思われたことも、理由としてあるでしょうか。

4日後、フォロワーさんのツイートから誤認に気づき、シナリオBに関するリツイート2件とシナリオAを「旧版」と表現したツイートを削除しました。確認不足で申し訳なかったです。readmeは良く読まないと駄目ですね。
(※誤認自体を無かったことにはしたくなかったので、Twilogのログはそのままにしてあります。6/20のツイート・リツイートのうち、前の方から3つが削除したものです。)

※※※
ところで、シナリオB(2021/06/20 4:19入手)の付属テキストに、技能について「性能やカードテキストはCardWirth Skill Wikiからコピペしてきた(中略)ものをベースに改変」と書いてあります。

名前が挙がっているWikiにはシナリオAの個別ページがあり、エリア別の商品紹介が掲載されていました。これを見れば、シナリオAにどんな名称のエリアがあったかや、そこで買える技能の名称・画像・解説文・その他詳細が分かります。実際、存在するエリアや、売られている技能の名称・解説・画像は、シナリオA・Bでほとんど同じでした(※各技能の技能レベル・要素・効果属性・効果量など内容は異なる箇所多数)。
また、Wikiに載っていない部分も、A・Bの一致度は高いです。エリアやメニューカードに使用されている画像がごく一部を除きA・Bで同じ柄、Bのメニューカード解説文がAと同じもしくはAを元に修正したと思われる内容、など。エディタで開くと両者の異なる部分を見つけやすいですが、エンジンで再生する場合、違いはそこまで明確に認識されないかもしれません。

この内容のものが他人による再現版という形で公開されるというのは、なかなかに悩ましい事態です。
シナリオAの作者の方は既にCW界隈で活動されていないようなので、この件へのリアクションは期待できそうにありません。唯一の手掛かりはシナリオAの付属テキストですが、Readme.txtにシナリオの著作権が作者にあることが書かれているだけです(これも誰でも読めるわけではないし……)。

結局のところ、シナリオBをどのように判断するのが適当なのかは、今後ずっと不明のままになりそうです。人によって、再現率が高いシナリオとして歓迎されたり、限りなく黒に近いグレーとして扱われたりしていくんじゃなかろうかと思います。
公開されたのが同じ街を題材とした新しいオリジナルの街シナリオだったなら、令和の時代の新しい準公式として定着した可能性もあるのではないかと考えると、少し残念な気もします。──が、きっと余計なお節介ですね。


──────

メモ:シナリオA・B比較

<効果系カード>
公式シナリオを出典もしくは元ネタとするカード(※1)を除いたすべてについて、

  • 画像:すべて公式素材(※2)
  • カード名:すべて使用されている公式素材の名称(※3)
  • カード名と画像以外の部分:公式に元ネタが見当たらない。画像とその名称から作られたシナリオA作者のオリジナルと思われる。

(※1)氷の槍、精神破壊、盗賊の手、聖印、滅魔の印、魔法薬、火晶石、薬草、解毒剤、聖水 を指す。
(※2)Cardコレクションの中で公式シナリオに使われていないものが使用されている。
(※3)「(アルファベット)_○○.bmp」の「○○」部分

<メニューカード>

  • 画像:すべて公式素材かその改変版
  • 「聖北教会」「魔法の森」「盗賊ギルド」の解説文は、それぞれリューンの「聖北教会」「賢者の塔」「盗賊ギルド」とほぼ同じ。
  • 「戦士の広場」、「呪術師の木」(シナリオBにはなし)、「東部公園」(シナリオBでは「露店」)の解説文は、公式に元ネタが見当たらない。

<その他>

  • BGM:シナリオAは公式素材。シナリオBは公式素材のアレンジ版。
  • エディタで開くと、A・Bのエリア構成が同一であることが確認できる。
  • A・Bともに、各エリアの背景画像は写真素材サイト(G-TOOLなど)で配布されている(いた)もの。

 
●まとめ

  • 素材は公式素材とその改変がほとんど。そのほか共通で使われているものにG-TOOL素材があるが、サイズやトリミング範囲から考えて、それぞれ独自に準備されたものと思われる。
  • エリア構成や使用されている素材は、ほぼ同じ。商品のほとんどは、名称・画像が同じ。メニューや効果系カードの解説は、ほとんどが同じか一部異なる程度で、まったく別物は少ない。
    (エンジンで再生した際の見た目は、かなり似るはず。)
  • 一方、商品の中身(名称・画像とCardWirth Skill Wikiに記載がない視覚効果・効果音を除く残り部分)が一致するものは1つも無い。中身が全く別物な商品も、一部ある。
    (一見しただけでは分からない部分に違いがある。)
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[CardWirth] 「バトル開始バグ修正用」 1.00

6年前、CW1.50とNextエンジンに、特殊な状況下で発生するバグがあることが発見されました(※Nextエンジンはバグ修正済み)。バトル開始イベント内でシナリオクリアコンテントを使ってパーティーを宿に帰還させると戦闘終了の処理が正しく行われないというもので、宿に戻ったPCのアイテム欄を開けると、アクションカードや技能などの本来あり得ないカードが入っています。

この、あり得ないカードを一掃するためのシナリオを当時作っていましたが、アップするのを忘れてました。バグが見つかった直後に書いた対処法などをまとめた記事の修正中に思い出したので、今更も良いところですが公開します。ちなみに記事の修正は文章の微調整程度で、内容的な変更はありません。

バトル開始バグ修正用(ユーティリティシナリオ) ver.1.00
DLはこちら


【関連記事】
CW1.50:バトル開始イベントのバグ
https://www.simoom.net/cw/memo/v/detail/bt_start.html
アクションカードの中身(CW1.50のバグによる調査)
https://www.simoom.net/sj/index.php/view/257

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[踊る金狼亭] CW関連「配布物の取扱いについて」更新(2/4)

やっとファイル保管庫を引っ越し、保管庫URLを修正しました。
配布物の取り扱いについて


↓更新内容

[もしもの時]

  • Yahoo!ボックス事実上のサービス終了のため、バックアップ先をDropboxに変更。


今回、規約内容の変更はありません。サイト消滅対策用のファイル保管庫をYahoo!ボックスからDropboxに変更し、新しい保管庫の場所を「もしもの時」のセクションに反映させました。
Yahoo!ボックスは、2020年9月1日以降ファイルのアップロードや共有の機能が提供されなくなっており、ファイルを公開する用途では使えなくなっていました。半年も放置状態ですみませんでした。

<作業進捗>
・Dropboxに場所を確保、アップロード開始(2/4)
踊る金狼亭simoom.net.OLDsimoom.net.BAKsimoom.net.BAK2で公開している文書を更新(2/4)
・本館内ダウンロード用パッケージ差し替え完了(2/5)
・OneDrive内部更新完了(2/5)
・Googleドライブ内部更新完了(2/5)
・Dropboxへのアップロード及びYahoo!ボックスのファイル削除完了(2/5)

2/5 4:35頃、全ての作業を完了しました。
「配布物の取扱いについて」のテキストはVectorで公開中のシナリオにも同梱しているのですが、今回、それらの更新は行いませんでした。古いテキストに掲載している保管庫3つのうち、Yahoo!ボックスを除く2つは稼働しているので、そのままでも大きな問題はなさそうです。規約の変更はないし、Vectorの中の人にお願いして差し替えてもらうまでのことではないかなと。今後、シナリオ本体を更新することがあれば、そのときに順次差し替えを行う予定です。

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スマホ表示のダークモード対応【2/14追記】

スマホでの表示は、これまで自分の好みで黒地に白文字にしていました。
が、この際、選べるようにしておこうかと。
ブラウザーのテーマ設定によって、ライトなら白地に黒文字、ダークなら黒字に白文字の表示に自動で切り替わるようにしました。

今回作業を行ったのは、以下の5か所です。
※印の3つは、パソコン表示もダークモードに対応させました。


ライトの方は、スマホで見ると配色がいまいちな気がします。もう少し改善の余地がありそうです。いずれ調整するかもしれません。


(1/14追記)
ライト版の配色の調整を行いました。

(1/27追記)
時空の塔のパソコン表示を、ダークモードに対応させました。
元が基本的に黒地に白文字でしたので、「ダークモードでない時は白地に黒文字で表示できるようになった」が正しい気もします。
単純に白&黒ではなかった部分は元の色や壁紙画像を残しているため、場所によって淡色に濃色文字/濃色に淡色文字の切り替えになることもあります。

(2/14追記)
砂塵の彼方(この場所)のパソコン表示を、ダークモードに対応させました。
元の茶系の色を残しつつの明暗切り替えです。

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レスポンシブ化っぽい何か・進捗20200304

一年前の今日から始めた「レスポンシブ化っぽい何か(仮)」の、その後です。
踊る金狼亭(とそのほかのCardWirth関連ページ)について、全ての作業が完了しました。パソコン用ゲームの記事がスマートフォンで閲覧されることはなさそうですが、まあ、やっておけば何かの役に立つかもしれません。少なくとも、自分の勉強にはなりました。

今年2月6日に主な作業が終わり、本日までに最終的な調整と色の変更を行いました。色は、最初は白背景に黒文字にしていたのですが、閲覧テストの段階で疲れ目対策のために反転させて、黒背景に白文字としました。背景が白だとディスプレイの光で目が疲れてしまい、長時間見続けるのが辛かったのです。黒背景が見やすいかというと、それもまた微妙ではあるのですが、当面この色でいこうと思います。
(ついでと言っては何ですが、この不定期日記も、スマートフォン表示を黒背景に白文字に変更しました。)

これで、CardWirth関連の記事は、すべてスマートフォンでの表示に対応しました。
あっという間に1年が経ってしまい、時間の流れる速さに愕然としています。
今後は、時空の塔の方でも徐々に作業を進めていく予定です。

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[CardWirth] 続・Next宿をCW1.50に移植できたかも、という話

前回「Next宿をCW1.50に移植できたかも、という話」が、まだ続きました。

(7/15追記)
踊る金狼亭の私家版情報内に、Next→CW1.50宿移植のまとめを掲載しました。
関連記事3つの内容をまとめ、説明を意識した作りになっています。ぜひそちらもご覧ください。

※※※
前回の実験では、PCデータをNext用シナリオに移して圧縮解除、CWXEditorで開いてからクラシックシナリオとして保存し、1.50エンジンで取り扱える形に変換しました。そこまでは、そう難しくありません。
しかし、Environment.wyd にある済印や宿ゴシップの情報をバイナリエディタで移植するという難関があります。ここで間違うと、宿が使えません。
済印・宿ゴシップのもう少し簡単な移植方法はないものか……

というわけで、今回は直接バイナリエディタで移植するのではなく、Pyの逆変換機能を用い、Py宿経由で移植する方法を試しました。以下、実行した手順と結果です。
<最終更新:2019.07.13 2:38>

<Environment.wyd情報の移植(Py宿経由)>

実は、Next宿のEnvironment.wydは圧縮されていない。そのため、バイナリエディタで開けば、済印や宿ゴシップの情報がそのまま読める。

そしてさらに。
テキストエディタで開けば、テキストはテキストとして読むことができる(←ここ重要)。
ただし、うっかりテキストエディタで上書きすると宿が壊れるので、そこは気をつけた。

  1. あらかじめNextエンジンのユーティリティモードで、(1)最新・最古の済印、(2)最新・最古の宿ゴシップ をそれぞれ調べてメモしておく。
  2. Pyで空の宿を作り、Environment.xml をUTF-8対応のテキストエディタで読み込んでおく。
  3. Next宿のEnvironment.wydをテキストエディタで開き、最も古い済印から最も新しい済印までをコピーして、空のテキストファイルに貼り付ける。
    (※古い方から新しい方へ、1行に1つの済印が並ぶ形になったはず。)
  4. 各行の先頭に「<CompleteStamp>」、末尾に「</CompleteStamp>」を挿入し、全ての行が「<CompleteStamp>(済印テキスト)</CompleteStamp>」の形になるようにする。
    (※テキストエディタに一括置換機能があれば、それを使って改行部分を置換していくと早い。)
  5. Py宿 Environment.xml の<CompleteStamps>~</CompleteStamps>の間に、1つ前で加工した済印データを貼り付ける。
  6. 宿ゴシップについても、手順は同じ。最新・最古の宿ゴシップの出現位置からデータを取り出すべき範囲を確定し、4~5の手順を、
    <CompleteStamp> → <Gossip>
    </CompleteStamp> → </Gossip>
    <CompleteStamps>~</CompleteStamps> → <Gossips>~</Gossips>
    と置き換えて実行する。
  7. 宿全体の所持金も、ここで調整しても良いかも。
    「<Cashbox>4000</Cashbox>」となっているところを書き換える。
    (※4000→準備段階でメモした元の宿の所持金合計にする。)
  8. 書き換えた Environment.xml を保存。
    Next宿の Environment.wyd は、何もせずそのまま閉じる。
  9. 2で作成したPy宿の逆変換を行い、CW1.50用に変換。
    生成された Environment.wyd を、PCデータを移植した1.50宿のフォルダ内にコピー、上書きする。

こちらの方が、ミスは少ないかもしれません。

PCデータの移植方法は、前回の記事どおりが良いと思います。


実は、PCデータも、Py宿経由で1.50に移動させることができます。
展開されたWSN(XML)形式シナリオのキャストデータは、基本的に3行書き換えれば(キャラ画像は抜け落ちるものの)そのまま宿の冒険者データとして使えます。これを利用して、PCデータをCWXEditorで変換する際にXML形式で保存し、一度Py宿を作るやり方です。
その後、この記事の上の方で紹介した方法で Environment.wyd の情報も移植し、PCデータ含む全体を逆変換で1.50用に変えるのですが、この方法には直通の変換にない以下2つの欠点があります。

  • CWXEditor上の取り扱いがWSN形式で完結するため、効果音埋め込みの所持カードに全くエラーが表示されない。逆変換で効果音が消えるケースに気づけない可能性がある。
  • 逆変換により1.50仕様のカードが削除されることがあり、結果として直通変換よりも多くの所持カードを失う可能性がある。
    (※今回試したところでは、1.50仕様シナリオで入手した技能「焔紡ぎ」などが消えました。)

※※※
済印・宿ゴシップをテキストとして移植する今回の方法、バイナリ編集よりも楽かもしれませんが、やはり簡単楽々というわけにはいきませんね。多少楽になる程度のものです。
問題点の方は、前回記事に書いたとおりで、何も変わりません。

もしどうしてもNext宿を1.50環境に移植したいなら、PCデータはNext→1.50直通で、Environment.wyd にある情報はPy宿経由で変換するのがベターではないか。というのが結論です。
もちろん、元の宿は、事前バックアップ必須です。


[関連記事]
Next宿をCW1.50などに移植できるようになるかも、という話
Next宿をCW1.50に移植できたかも、という話
・続・Next宿をCW1.50に移植できたかも、という話(←現在地)

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[CardWirth] Next宿をCW1.50に移植できたかも、という話

前回「Next宿をCW1.50などに移植できるようになるかも、という話」の続きです。
<最終更新:2019.07.13 2:38>

(7/15追記)
踊る金狼亭の私家版情報内に、Next→CW1.50宿移植のまとめを掲載しました。
関連記事3つの内容をまとめ、説明を意識した作りになっています。ぜひそちらもご覧ください。

※※※
7/7、Next専用シナリオの読み書き機能がついたCWXEditorがダウンロードできるようになりました。そこで、さっそく、6月末に予定していたNext宿移植を試してみることに。
以下の手順で試し、外見的にはだいたい移植できたような感じです。
(ただし、重大な問題点があります。下の方の問題点の項をご覧ください。)

<Next宿側の準備>

  1. 宿内に存在する全ての技能・アイテム・付帯能力カードを、いずれかのPCの所持欄に移動する。
    (※入りきれないときは荷物持ち用の仮PCを作成する。荷物袋、カード置き場、バックパックにカードを残さない。)
  2. 全てのPCについて、それぞれEP値を記録。
  3. 全てのPTを解散し、宿全体の所持金をメモしておく。
  4. セーブ。

<1.50宿側の準備>

  1. Next宿と同名の宿を作成。
  2. Next宿に所属するPC全てについて、同名のPCを作成する。
    (※荷物持ち含む。名前だけ一致していればよく、他の設定は適当でもOK。)
  3. ユーティリティーモードで宿の所持金額をNext宿の方に合わせる。
  4. 1.50宿をユーティリティモードで起動、適当な名称の済印・宿ゴシップを1個ずつ追加。
    (※後で行う済印と宿ゴシップの移植の際、置換範囲を明確化するため。)
  5. セーブ。

<PCの移動>

まず、シナリオ作成ツールを、以下の設定に変更する。

  • Next付属のWirthBuilder→環境設定で「シナリオのファイル圧縮を無効化」にチェックを入れて適用
  • CWXEditor→ツール>エディタ設定の「その他」タブで、対象エンジンを「CardWirth 1.50」に設定

両方の設定が終わったら、WirthBuilderで適当な空シナリオを新規作成する。
この新規シナリオを用いて以下の手順を繰り返し、Next宿の全ての (キャラ名).wcp ファイルについて処理を行う。

  1. (キャラ名).wcp を上で新規作成したシナリオのフォルダ内にコピーして Mate1.wid に改名。
  2. シナリオをWirthBuilder 1.2.0以降で開いて圧縮なしで保存。
    (※シナリオ保存後、Mate1.wid は Mate0.wid になっているはず。)
  3. 2で保存したシナリオを、Nextシナリオ読込対応のCWXEditorで開く。
  4. 編集>検索と置換 で、キーワード「@@@NEXT」を用いて「テキスト検索」を行い、検出されたPCの所持カードを削除。
    (※クラシック形式にした後に削除しようとすると、削除後の保存ができない(ことがある?)。必ずWSN形式として扱われている間に削除しておく。)
  5. 編集>検索と置換 で基準を「CardWirth 1.50」とした「誤り検索」を行い、CW1.50が対応していない所持カードを探す。あれば削除。
    (※CWXEditorによる自動変換で気づかないうちにカードの内容が変わる危険性をできるだけ減らすため、クラシックシナリオとして保存する前に誤り検索しておく。)
  6. 名前を付けて保存で、クラシックシナリオとして保存する。

    この後、9番の段階に進むまでは、CWXEditorを閉じずに作業を続けること!(※一旦閉じると、自動変換で内容が変わった非対応部分を見つけられなくなる可能性がある。)

  7. キャストの所有カードで残っているものについて、1つずつ編集画面を開ける。
    「OK」のボタンに警告表示が出ていたら、そのカードは削除する。
  8. それでも残ったキャストの所有カードのうち、使用時イベントがあるものは、1つずつ使用時イベントの編集画面を開ける。
    イベントツリーのどこかに警告表示が出ていたら、そのカードは削除する。
  9. 上書き保存で、非対応の所持カードがなくなった状態を保存する。
  10. Mate0.wid の名称を (キャラ名).wcp に戻し、1.50宿の同名ファイルに上書き。

全キャラ分処理が終わったら、次へ。

<移動で抜け落ちるデータの復元>

  1. 1.50宿を1.50エンジンで読み込み、PCのカード画像を設定し直す。
    (※自分のPCなので、元のファイルは持っている前提で。)
  2. 各PCのEPは、システム称号「@EP」(←全て全角)の点数で管理されている。
    準備の際に作成した記録を元に、ユーティリティモードを用いるか、簡単な称号配布シナリオを作って復元する。

<Environment.wyd情報の移植>

(7/13追記:バイナリエディタでの編集はちょっと……という場合、別の方法もあります。)

実は、Next宿のEnvironment.wydは圧縮されていない。そのため、バイナリエディタで開けば、済印や宿ゴシップの情報がそのまま読める。
[PNG-4KB]

  1. Next宿の Environment.wyd から済印領域(「済印文字列+改行」の繰り返し領域)だけをコピーして、1.50宿の済印領域(1で設定した適当済印の文字列+改行の部分)と置換する。
  2. 置換後の該当部分のデータのサイズが何バイトあるか調べて、置換した部分直前のデータ長の辻褄を合わせる
    (※済印領域直前の4バイト分がデータ長。)
  3. 宿ゴシップについても同じ。
  4. 書き換えた1.50宿の Environment.wyd を保存。

<パーティーや荷物袋・カード置き場構成の再現>

  1. PTを再結成し、荷物袋・カード置き場にあったカードを戻す。
  2. 荷物持ちPCを作成していた場合は、削除。
  3. セーブ。

以上。

ここまでの作業の結果として、アルバム情報とPC所持カードの出典情報を除いて、見た目的には元のNext宿と(たぶん)同じの1.50宿が完成し、動きも問題なさそうでした。

【重要】この方法による移植の問題点

  • 効果音が埋め込まれたカードなど、一部CW1.50で取り扱えないにもかかわらず、誤り検索で検出できないものがある。
    非対応カード探しは手間を惜しまず慎重に行わないと、宿移植によって気づかないうちに所持カードの内容がオリジナルから変化してしまうことがある。
  • 圧縮解除の際、各PCのデータを一旦シナリオの一部として保存する必要があるため、所持カードの出典情報(カード情報右下のシナリオ名+作者名)が、一律圧縮解除に使ったNextシナリオの情報に置き換わる。
  • アルバムのPCは、移植ができない。
  • 不具合の有無の検証が難しい。
    ほとんどは異常が発生して初めて顕在化することになると思われ、その点を納得した上で実行する必要がある。

なお、7/7時点の最新版でテストした結果です。
CWXEditorの今後の更新によって問題点の一部が緩和される可能性がありますが、そもそもイレギュラーな使用法のため、上手くいったらラッキー程度に考えた方が良いと思います。

※※※
今回は、下の方で紹介している称号データを手作業で切り貼りした実験よりも楽だったし、所持カードの移動が容易い利点もあります。ただ、やはりそれなりに時間がかかり、神経を使う作業になるのも事実です。上手く行かないこともありますし、上手く行ったように見えても問題が無いとは限らず、手軽にできるというものではありません。
結局、方法があったとして、実際やろうとする方はいないのじゃないかと……。

オマケで作ったもの:データ長部分の修正用→
(数値欄にデータ長(何バイトあるか)を入れて、変換ボタンを押す。)

結果の現物を見たい方のために、移植前後の宿データ詰め合わせを公開しています。
ダウンロードはこちらへ。

※※※
この移植実験では、CW1.50には無い要素がWsn.4を経由した変換でどうなるかを見るため、PCに次の6種類のカードを持たせていました。
中には誤り検索だけでは検出できなかったものもあり、所持カードが多いと、非対応カードの削除は多少面倒です。

非対応要素の種類 誤り検索 CW1.50宿での挙動
バックパック対応 非検出 問題なし
名称が全角8文字 非検出 問題なし?
効果音が埋め込み 非検出 音が鳴らない
キーコードが10個 検出 ---
使用時イベントでセーブ・中断を制限 検出 ---
使用時イベント内の効果コンテントが
カードの効果目標を対象としている
検出 ---

カードの「バックパック対応」設定は、クラシックシナリオにするときに自動で削除されるようで、全く影響ありませんでした。
全角8文字名称のカードも、特に何もなく移植できました。CW1.50でも、そのまま8文字名で表示されます。ただ、文字列の中身によってはカードの台紙からはみ出たり、メッセージにカード名表示されるときおかしくなることがあるかもしれません。

※※※
シナリオ作成ツールを使った場合のデータの整合性等に不安を感じるなら、各PCの称号を手作業で移植する方法もあります。正規のツールを使うなら、ユーティリティモードで。しかし、バイナリエディタの方が簡単です。
宿ゴシップと済印の移植は、上に書いた方法で、割と簡単に行えます。
宿にあるスキルやアイテムなどは、CW1.50でも使えるものだけ、1つずつユーティリティモードで配布するしかありません。


[関連記事]
Next宿をCW1.50などに移植できるようになるかも、という話
・Next宿をCW1.50に移植できたかも、という話(←現在地)
続・Next宿をCW1.50に移植できたかも、という話

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[CardWirth] Next宿をCW1.50などに移植できるようになるかも、という話

(7/8追記)
7/7、Next専用シナリオの読み書き機能がついたCWXEditorがダウンロードできるようになっていたので、さっそく実際やってみました。
結果、見た目的には移植できた感じになりました。実際やってみたメモと結果は、続きの記事にあります。
続き「Next宿をCW1.50に移植できたかも、という話」

(7/15追記)
踊る金狼亭の私家版情報内に、Next→CW1.50宿移植のまとめを掲載しました。
関連記事3つの内容をまとめ、説明を意識した作りになっています。ぜひそちらもご覧ください。
----
昨日、まつ(@knbn_tikt_cw)さんが、こんなことをツイートされていました。

──CWXEditorにNext専用シナリオの読み込み機能が実装された場合、もしかしたらNextから1.50などへ冒険者のデータ(宿データ)を移動できるのでは?

面白そうだったのでちょっと色々試してみたのですが、手間さえ惜しまなければ、たぶんほとんど丸ごと移植できるのじゃないかなぁと。なお、あくまでCWXEditorにNext専用シナリオの読み込み機能が実装されたらの話です。(つまり、今はまだできません。)

恐らく、以下の手順でいけるはず。
CWXEditorのNext専用シナリオの読み込み機能が現実になったら、実際試してみますかね。もし可能になったら、後で試す用メモです。

(※ここにあった後で試す用メモの内容は、実際やってみたメモに移動しています。)

※※※
ちなみに、以前実験したところでは、上の方法でNext宿のPCデータの圧縮を解除しておいて、

  1. PCの解説欄(←選んだ素質や特性が分かる)を参考に、1.50宿で同じ初期設定のPCを作成。
  2. 称号データをバイナリ編集で1.50宿のPCに移植。

という手順で、PCのみの移植ならできました。

圧縮解除したNext宿PCの称号情報をコピーして、1.50宿にいる同名PCの称号情報に上書きし、最後に称号個数を書き換えてつじつまを合わせるやり方です。ただ、各PCの所持称号が相当に多かったので、それぞれ何個あるか数えるのに手間がかかり、CW1.50側でPC4人分の称号所持状況を再現したところで心が折れました。
所持称号の再現ができたら、Next宿に存在したアイテムや技能などカードをユーティリティモードで配布するつもりだったのですが、各カードの出典シナリオを調べて集め、そこから1つずつ手動で配布すると思ったらとてもやる気が起きず、カードの配布は手つかずで終わりました。

ということで、PCの称号は、今でも圧縮解除→バイナリ編集で移植可能です。
済印と宿ゴシップの移植は、実は割と簡単です。
アイテムや技能なども、ユーティリティモードで相当頑張れば移植できるかもしれません。

つまり、宿内にあるカードを諦めることができ、バイナリ編集に抵抗がないなら、Nextから1.50への宿の移植は、現在も比較的簡単に実行できます。
ただ、上の手順を実行するより、各エンジンに宿を作った方が断然楽そうです。方法があったとして、実際やろうとする方はいないでしょうね……。


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翳の回廊(絵置き場)の一部を
TINAMIのスペースに置かせて頂いています。

pixivでも何かやっている……かも。

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