[CardWirth] バックパックを使ってみた@CWNext(Build 131020)
- 2013/10/22 23:25
- カテゴリー:CardWirth, 覚え書き, エンジン仕様
- タグ:CW新機能, CW覚書@2013年冬
CWNextの、CW1.60として公開予定で開発されていた版について書いたものです。 その後、公式ファンサイトでの正式配布は行われない事になりました。 投稿当時の「CW新機能」タグが残っていますが、予定段階の話としてお読み頂ければと思います。 |
←実装予告段階の記事はこちら。
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噂のバックパックが追加されたCardWirthNext(Build 131020)が公開されました。
タイトル画面には「CW1.60」の表示があります。
実装中の呟きにあった機能やバランス取りの話などが実際にはどうなるのか楽しみにしていましたが、見てみると予定とは少し違った形での実装になっていました。
CardWirthNext(Build 131020)におけるバックパックの機能は、以下のようなものです。
- 種類別に分かれていない。技能・アイテム・付帯能力合わせて何枚まで、の扱い。
- バックパックは、基本的に荷物袋と同じ扱い。
- バックパック内のカードは、戦闘中には使用できない。
- バックパック内の技能の残回数は、効果系カードや効果コンテントで回復できない。(魔法薬などはバックパックの中身には効果なし)
- バックパック内のアイテムの所有時能力値修正は、所持者に効果を及ぼさない。
- バックパック内の技能は、シナリオ開始時に残回数がゼロになる。
- 技能を本人と本人のバックパック間で移動させた場合、残回数は保持される。
バックパック内の技能の残回数がシナリオ開始時にゼロになるのは、面白いと思いました。
この仕様のため、良く使う技能を入れ替え用として余分に持っておくことはできません。
戦闘で使えない技能を分けておく目的では使えますが、技能回復を行わない場合はシナリオ内で使う技能を全てPC所持欄に置いて宿を出発する必要があります。回復なしで戦闘用技能をより多く持てるわけではなく、難易度の低下が緩和されています。
ただ、バランス問題が完全に解決されたわけではありません。
シナリオ開始直後に探索用技能をバックパックに退避させれば、戦闘で使い道が無い技能が出現しなくなります。死に選択肢になるはずだった手札枠にアクションカードや攻撃用技能が入る事を考えると、多少の難易度低下はあるでしょう。公式サイトのオンラインガイドによれば、アクションカードもそこそこ強力です。
この辺さらに修正が入るか、そのままCW1.60になるか、今後もこっそり注目していきたいと思います。
※※※
現在の仕様で考えられるバックパックの利用方法は、以下3つ?
- 移動中のみ使うアイテム入れ(所持欄に移動する手間が省ける)
- コレクションケース(眺める専用)
- 探索用など戦闘で使わない技能の退避場所(戦闘の選択肢に死に項目が出現しない)
[関連記事]
・#CW新機能バックパックについて を起点に色々(10/13追記あり)
・バックパックを使ってみた・2@CWNext(Build 131031)
・バックパックの影響を考える
・CardWirthNext次バージョン個人配布移行の事
・Re: CW1.60(予定)関連で頂いたコメント
・冒険は冒険の前から始まっているという話
Build 131020→Build 131021の変更でPC所持欄/バックパックの切り替えボタンの位置とデザインが変更になり、見易さが格段にアップしていました。
開発サイドで切り替えボタン用絵の描き手を募集されてましたが、私はBuild 131021のデザインがそれらしくて好きです。密かにそのまま変更なしにならないだろうかと期(以下略