いつか役に立つかも(役立たないかも)しれない雑多な情報類です。
読まなくても無問題。とりあえず下で項目リストを見て、何か困ったときに思い出して頂ければと思います。
なお、以下の各記事で「PC」とあるのは、「PlayerCharacter」(プレイヤーの操作キャラ)の略です。

宿の新メンバー。こいつって何に向いてるんだろう。

パッと見には分からないようになっています。そういう仕様です。
CWは数値表示を徹底的に排除して作られており、むしろそれが特徴とも言えます。
つまり、向き不向きや強さは、はっきり分からなくて良いのです。

当然、各PCの得意分野を把握して、それに合致した装備をしないとやっていけない作りにはなっていません。
向き不向きに留意するにしても、様々なシナリオを遊ぶ中で新しい技能を入手したら試しに持たせ、徐々により向いているものを集めていくぐらいの事で十分です。
そうする事によって、だんだんとそのPCが何に向いているのか分かっていきます。
向いていない技能も、全く使いものにならないような事はないはずです。

※※※
どうしても何向きか分からないと不安な場合は、そういう事を調べられるシナリオもあります。
公式ギルドなどで探してみてください。

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向いている技能の見分け方(カードの緑丸アイコン)

PCの所持技能欄で、カード右下隅の緑色の丸(=適性アイコン)を見てください。
適性アイコンはカード使用時に求められる能力と所持PCの能力傾向の一致度を表しており、表示が明るいほどそのPCに適した技能です。
[img:向いてない] [img:普通] [img:向いている] [img:天性の才]
向いているほど成功率が上がるなど良い事がありますが、向いていないから使えないという事はありません。
緑丸に真っ黒な影が出る適性最低表示(一番左)のときは、多少失敗率を心配した方が良いかも程度です。

カードを右クリックすると表示されるカード情報が参考になる事もあります。
カード情報に必要能力が書かれていれば、適性アイコンの状態と組み合わせてPCの能力傾向を推測可能です。次に技能を買うときの参考になると思います。

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リューンで向いてる技能が見つからないPCがいるんだけど、どうすれば?

新しい宿を作って最初の買い物でこの状態なら、リューンでお勧めの技能・アイテムは?をご覧ください。
お勧め(1)と(2)は、向いているPCが居なくても買っておいた方が楽です。

CWでは、能力の傾向に関わらず全ての技能・アイテムを使用できます。
得意分野が見つからなければ、パーティーの弱い部分を補う目的での技能選びをお勧めします。例えば、戦闘でダメージを受けやすいとか、打撃力に欠けるといったパーティーの弱点を踏まえて、何を買うか検討すると良いでしょう。
特に弱点が無い、または無理してお金を使いたくないときは、とりあえず技能は持たせず、通常攻撃(+アイテム使用)要員にしておきます。技能が無くても、幽霊など非実体の敵が相手の場合を除き、普通に戦えます。

ユーザー作成のシナリオまで含めれば、本当に多種多様な技能やアイテムが存在します。
作成時の選択内容によっては得意分野が全く無いPCが出現することもありますが、多くの場合、冒険を続けていくうち、いずれどこかで、そのPCに合った技能に出会えるでしょう。

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PCが持てるカードの種類と違い(技能・アイテム・召喚獣)

各PCが所持できるカードには、技能、アイテム、召喚獣の3種類があります。
いずれもPCの手札欄にないと使えません(=荷物袋内に置いたままでは使えない)。
移動中は好きなときに各PCの手札欄から選択して使用できますが、戦闘時の使い方は異なります。
○技能(スキル)
技、魔法、特殊技能など、主に形の無い能力的なもの。
○アイテム
道具、薬、装備品など、主に物品の形態をしているもの。
  • 使える回数:カード下部に数字が... 有る→数字が使える回数/無い→無限に使える
  • 使い切ったとき:基本的に使い切ると消滅するが、残回数表示が黄文字のアイテムは使用ができなくなるだけで消滅しない。
  • 戦闘時の挙動:常に行動選択肢として表示され、残回数がゼロでなければ、いつでもに使うことができる。
  • 備考1:偶に、持っているだけで回避・抵抗・防御の値が上がるものがある。
  • 備考2:残回数ゼロになったアイテムは、クリックしても無効音が鳴るだけ。カード効果の発動・キーコード発火とも不可。
○召喚獣
精霊、魔物、動物などの他、特殊能力の発動状態や状態・能力の変化を表すものなど様々。
(文字通りの意味より広く、身につける or 連れ歩くことで何かの効果があるものと考えるのが適当?)
  • 使える回数:カード下部に数字が... 有る→数字が使える回数/無い→無限に使える
  • 使い切ったとき:回数分使われると消滅する。
  • 戦闘時の挙動:行動選択肢に現れない。手札の中に使えるものがあれば、自動発動して効果を発揮する。
  • 備考:召喚獣カードの形で手に入って直接所持できるもの(←付帯能力と呼ばれることも)と、技能やアイテムから呼び出されて現れるものの2パターンがある。
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リューンでお勧めの技能・アイテムは?

新規PCでパーティー結成直後に買い物する前提なら、
(1)「癒身の法」(技能Lv1/聖北教会)
味方の体力を回復させる技能。最初から必須です。
(2)「眠りの雲」(技能Lv1/賢者の塔)
敵全体を眠らせる技能。眠った敵からは攻撃されなくなる上に、こちらの攻撃は必ず当たり、戦闘が格段に楽になります。お勧めです。
(3)「魔法の矢」(技能Lv1/賢者の塔)
敵1体にダメージを与えます。必要とまでは言えませんが、1つ買って誰かに持たせておくと楽かも。
アイテムの購入は、基本的にお勧めしません。
アイテムは結構高価なわりに1回しか使えず、割高な買い物になってしまいます。
パーティー全体としての能力に大きな不安があるときは傷薬を買っても良いと思いますが、通常は、アイテムを買うとしてもコカの葉を数個ぐらいで十分です。

※※※
余裕が出来たら優先的に買っておきたいものは、以下の通りです。
「盗賊の眼」(技能Lv1/盗賊ギルド)
罠を見抜いたり、仕掛けを調べたりするときなどに使われる技能です。
できれば早めの入手をお勧めします。
初シナリオに探索メインの作品を選ぶ予定なら、おススメ第3位は魔法の矢ではなくこちらで。
「盗賊の手」(技能Lv3/盗賊ギルド)
鍵開けや罠の解除などに使われる技能です。
他に開錠系の技能やアイテムが無い場合、持たせたいPCがLv3を超えたら、優先して入手する事をお勧めします。
「居合斬り」(技能Lv3/闘技場)
物理攻撃が得意なPC向きの技能ですが、魔法と同じく実体が無い敵にも効きます。
戦士タイプPCの非実体モンスター対策に、1つあると便利です。
「祝福」(技能Lv5/聖北教会)
効果がある間、全ての行動の成功率が上がります。地味に便利です。
※※※
いずれも個人的な感想に基づいたお勧めで、全ての方に当てはまる唯一の正解ではありません。
ご自分のプレイスタイルや戦闘スタイルに合わせて、色々探してみてください。

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PCレベルよりレベルが高い技能も使える?

使えます。
ただ、使用できる回数は、かなり少なくなります。
技能レベルがPCレベルより1大きければ3回、2大きければ2回、3以上差があると1回しか使えません

使用できる回数が少ない事は、戦闘で手札に回ってき辛い事を意味します。
技能を引き易くする対策が無い場合、一度の冒険の中で運が良ければ1回ぐらい使えるかもしれない程度に考えて、ちょうど良いです。

また、PCレベルより技能レベルが4以上大きい場合、技能の発動に失敗することがあります。
レベル差が大きくなるほど、失敗の確率は増えていきます。差が10以上ともなれば不発の方が多く、普通に発動できればラッキーです。

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戦闘で特定の技能を引きやすくできないかな?

戦闘時の手札配布はランダムなので、確実にお目当ての技能を引き当てることはできません。
ただ、以下の方法で、配布される確率を上げることはできます。
  • なるべく使わずに残り使用回数を温存する。
  • 1人のキャラに同じ技能カードを複数所持させる。
キャラ1人あたりの使用回数合計をより多く保てば、その技能は手元に回ってきやすくなります。
どうしてそうなるかに興味がある方は、カードワースの戦闘の仕組みをご覧ください。

戦利品などで、確実に技能を配布してくれるアイテムや技能を入手できることがあります。
そのような技能・アイテムを使えば、さらに配布確率を上げられます。

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技能の残り回数はどこで分かる?(カードの赤丸アイコン)

技能カード右下隅の赤い丸の状態で分かります。

この赤丸は、全体が明るい状態(未使用)から使った回数に応じて少しずつ暗くなっていきます。
使用可能回数の半分以上を使った時点で残り半分の表示に切り替わり、さらに使って赤丸だったところが真っ黒になるとそれ以上使えなくなります。
[img:未使用] [img:1回使用] [img:残り半分] [img:残り1回] [img:使い切った]
技能の残り使用回数は、シナリオを終えて宿に帰還すると回復します。
回復用アイテムなどを持っていれば、それを使っても回復できます(しかし、割と希少品です)。

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で、そもそも技能って何回使えるんだろう?

技能を使える回数は、その技能のレベルと所持するPCのレベルの差によって決まります。
(それぞれのレベル値の大きさと関係なく、差のみで決まる)
  • 技能レベル>PCレベル(技能レベルの方が大きい)
    • 技能レベル≧PCレベル+3 →1回
    • 技能レベル=PCレベル+2 →2回
    • 技能レベル=PCレベル+1 →3回
  • 技能レベル=PCレベル →5回
  • 技能レベル<PCレベル(PCレベルの方が大きい)
    • PCレベル=技能レベル+1 →7回
    • PCレベル=技能レベル+2 →8回
    • PCレベル≧技能レベル+3 →9回
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アイテムを持ち過ぎると起きること

アイテムはいつでも使えてとても便利な半面、戦闘時には、持っている数の分だけ攻撃や防御などの通常コマンドや技能が配布される枠を減らしてしまいます。
これにより、以下のような弊害が生じます。
  • たくさん持つほどカードがランダムに配布される枠が減り、技能カード(=必殺技や魔法)が手元に来る確率が下がる。
  • たくさん持つほど、敵を攻撃したいのにアイテム以外は防御系のカードしかないなど、今取りたい行動が選択肢に無い状況に遭遇する確率が高まる。
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シナリオ途中で技能を入れ替えたら残り使用回数がゼロだった!

シナリオの途中で所持技能を交換すると、必ず残り使用回数ゼロでPCの所持欄に入ります。
それまでの使用状況(一度も使っていない、前の持ち主の所持欄から外すときに使用回数が残っていた、etc.)に関係なく一律使い切った状態での追加となり、そのままでは使えません。

冒険中に技能の残回数を回復する手段はわりと希少で、稀に戦利品などとして手に入る程度です。
最初のうちは、技能は基本的に宿に戻るまで回復できない=シナリオ途中で技能を交換しても使えないものと考えておいた方が無難です。

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特定の技能やアイテムを手札の自動選択の対象外にしたい。(ホールド)

温存したいアイテムや技能は、以下の手順で戦闘中の自動選択を回避できます。
自動選択されたまま変更を忘れてうっかりラウンド開始→使うつもりがないところで無駄使い、のミスを防ぐために有効です。
  1. PCの上で右クリックして、キャラクター情報を呼び出す。
  2. 「技能」または「アイテム」タブをクリック。
  3. 温存したいカードの名称をクリックし、左側の四角いカードアイコンが暗い状態にする。
カードアイコンの状態は、クリック毎に切り替わります。戻すときは再度クリックしてください。
アイコンが白いときは自動選択対象、暗い赤のときは自動選択対象外です。

カードを自動選択対象から外す事を「ホールド」と言います。
CW1.28以降では各PCの所持欄でもホールド中のカードの四隅に押さえのようなものが表示され、見分けやすくなっています。

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敵に背負わされた召喚獣が邪魔。どうにかしたい。

戦闘で味方に不利な効果を持つ召喚獣を押し付けられたときの対処法です。
技能やアイテムによって付加された召喚獣は、戦闘終了後、次の手順で破棄できます。
  1. 画面左下の「キャンプ」をクリックするか、画面上を右クリックして、キャンプ画面に移動。
  2. 要らない召喚獣を持っているPCをクリックして所持カード欄を呼び出す。
  3. 要らない召喚獣をクリック。
    「○○を破棄します。よろしいですか?」と確認が出たら、「はい」を選ぶ。
戦闘が終わる前に消したい場合は、「破魔の印」(交易都市リューン)など、召喚獣を消す効果がある技能やアイテムを使います。

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どうしても戦闘が苦手なんだけど……。

戦闘が苦手なら、逃げられるときは逃げることをお勧めします。
あらかじめ敵の存在が分かっているときは、そもそも戦わなくて済む方法が無いかを考えてみるのも有効です。

現在のCWの仕様では、敵を倒した際に経験値やお金などの入手はありません。
シナリオの作者さんが独自にイベントを準備していて、戦闘勝利時に珍しい技能やアイテムを獲得したり、特に強力な敵を倒したときに追加の経験点を入手できたりする場合もあります。しかし、そういった特別な例外や、シナリオ進行上避けられない戦闘を除いては、敵を倒しても特に利益はありません。
逃げたり戦いを避ける事で体力や技能の残り使用回数を温存するのも、立派な作戦です。

ある程度レベルが上がり、技能などが充実するまで、できるだけ戦わずに済むシナリオを選ぶ手もあります。
シナリオの解説文などを参考に、戦闘が無いシナリオ、戦闘重視ではないシナリオを選んでいけば、戦いが苦手なパーティーでも比較的楽に経験を積むことができます。

もし圧倒的な力差がある敵に出会った場合は、演出上勝てない敵かもしれません。
試せるなら、一度負けてみるのも手です。

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シナリオの対象レベルとは? 範囲内でないとプレイできないの?

宿で「貼紙を見る」と、貼り紙の上部に「対象レベル」の表示がある場合があります。
これは、そのシナリオをクリア可能なレベルの目安を示したもので、範囲内でないとプレイできないわけではありません。シナリオは、必要な称号の条件を満たしさえすれば、パーティーのレベルとは関係なく開始することができます。

ただし、オプションで「適応レベルのシナリオのみを表示する」ようにしているとき(CW1.28以降で設定可能)は、パーティーの平均レベルが対象レベルの下限に達していないシナリオは貼り紙に表示されません。
○適度な緊張感を持ってシナリオを遊ぶなら:
パーティーの平均レベルが対象レベルの範囲内で挑戦するのがお勧めです。
○対象レベルで挑戦すると敵が強すぎると感じているなら:
パーティーを育て、対象レベルよりも少しだけ上で挑戦すると良いと思います。
○対象レベルと比べてパーティーが強くなり過ぎているときは:
そのままでも遊べますが、CW1.28以降では一時的にレベルを下げる事もできます。
PCを右クリックしてキャラクター情報を呼び出し、編集→レベルを調節する で実行してください。レベルを下げた事でPCの所持欄からあふれたカードは、自動的に荷物袋に移されます。
下げたレベルは、宿内であればいつでも元に戻せます。ただし、一旦宿を出てしまうと、シナリオの途中では戻せませんのでご注意ください。
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「キーコード」って何?

技能やアイテムなどPCが持って使うカードの効果や分類を表すタグのようなもので、イベント開始の判定に使われます。カードを使うと何かが起きるタイプのイベントのきっかけになるものだとお考えください。

通常、シナリオ内でキーコードを意識させられることは、まずありません。
キーコードは隠し要素のためカードを見ても分からないし、プレイヤーの目に見えない形で働きます。
プレイヤーはキーコードを見て使うべきカードを選ぶのではなく(←そもそも見えないので無理)、カード名称や解説を参考に効き目がありそうなもの、何か起こりそうなものを選んで使うことになります。

シナリオの解説や添付テキストに、「キーコード××に対応」などと書いてある場合は?
これはシナリオ内のどこかで必ず使えるというヒントなので、パーティーの持ち物や宿のカード置き場に××に該当しそうなカードが無いか確認してみてください。あったら持って行くと、ちょっと楽できるかも。
無いときは必須でなければ諦めてもいいし、街や店(のシナリオ)でそれっぽいのを探しても良さげです。

※※※
キーコード対応する・しないやイベントの内容は、シナリオの作者さん次第です。
同じ技能やアイテムを使っても、何か起きる場合と何も起きない場合があります。
同じ技能やアイテムを使っても、シナリオや場面が違えば反応も違うかもしれません。

※※※
CWエディタの初期状態で扱えるキーコードは25個。設定条件も様々です。
興味がある方は、CWエディタのヘルプでキーコードの解説をご覧ください。

当サイト内にも、もう少し詳しい説明があります。
よかったら参考になさってください。
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バグにはまって動けなくなったら?(宿に強制帰還)

バグにはまって動けなくなった場合には、緊急避難コマンドが役に立ちます。
F9ボタンを押し、「緊急避難(非難)コマンドが~」のメッセージが出たら「はい」を選んでください。
シナリオを強制終了して宿に帰還することができます。

ただ、シナリオ内でパーティーや宿に加えられた変更の一部がリセットされずに残る事があるため、注意が必要です。完全確実にシナリオ開始前の状態に戻るとは限りません。
元に戻らなかった部分を戻すには、ユーティリティーモードで手動修正するしかありません。

※※※
シナリオ開始直前の宿データのバックアップがある場合は、緊急避難コマンドのかわりにバックアップを使った巻き戻しをお勧めします。CWエンジンを一旦終了させ、宿データをバックアップと置き換えてください。

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ゲームオーバーの「続ける」を取り消したい。

まだセーブしていなければ、取り消し可能です。

ゲームオーバーの画面で「続ける」を選ぶと全滅の処理が行われますが、セーブデータの方は更新されておらず、その時点ではまだ真の意味でゲームオーバー確定はしていません。
もし間違って「続ける」を選んでしまったときは、宿画面に戻り次第、セーブせずに(←重要!)「宿を出る」を選択、タイトルに戻ってください。その後、改めて宿を選択してスタートすれば、前回のセーブからやり直せます。

「続ける」を選んだ後、一度でもセーブしてしまうと、もう元には戻せません。
ゲームオーバー前のセーブデータをバックアップしていたら、それを使って巻き戻してください。

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シナリオが難しくてクリアできないときは

(1)戦闘に勝てない、或いは何かの行動に失敗する場合

念のため、貼り紙上部に表示されるシナリオの対象レベルを確認してください。
パーティーが対象レベルに達していないときは、レベルを上げてから再挑戦をお勧めします。

レベルが問題ないときは、以下のような対策が考えられます。
  1. パーティー人数を増やす。
  2. 所持技能や所持アイテムを工夫する。
  3. 能力が低くても目的達成できるルートを模索する。(シナリオ側で準備してあれば)
  4. シナリオの対象レベルより上で挑戦する。(失敗したらレベルを上げて再挑戦)
  5. パーティーを組み替えて任務達成に有利そうなキャラクターを連れて行く。
まずは、1~3の中で出来る事を試します。
1、2番でパーティーの能力を上げ、シナリオ内ではもっと楽にクリアできる方法が無いか探してみてください。戦闘で勝てない場合、逃げられるときは逃げるのも一つの手です。

それでも駄目なら、パーティーの能力不足などが考えられます。4番の方法をお試しください。
シナリオの対象レベルはあくまでクリアの目安で、超えてもプレイできます。難易度の下がり過ぎを避けるなら、対象レベル上限より少し上辺りで再挑戦するのがお勧めです。

5番目のパーティー組み替えは、他により強い冒険者が居るときに有効な手段です。
ただし組み替えで外れたメンバーに経験点が入らないため、多用するといつものメンバーが育ちにくくなる、レベルに差が出るなど育成面でデメリットもあります。

(2)問題の解決策を見いだせない場合

次に何をして良いか分からない、謎解きや仕掛けが解けない、などのときです。
基本的に自力解決する他ありませんが、ヒントや正答例が準備されているシナリオもあります。
先に進めなくなってどうしようもないときは、シナリオの付属テキストや作者さんのサイトなどを見直してみると、新たな発見があるかもしれません。
(自力で解けないならクリアを諦めるというのも、選択肢の一つではあります。)

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カードワースエンジンでエラーが出るとき

  • システムリソース不足
    →メモリが足りていない
    • 同時起動しているアプリケーションで要らないものを終了してください。
      ついでに一度OSを再起動するとすっきりします。
    • 頻繁にメモリ不足エラーが出るときは、可能ならメモリの増設を検討するとか……。

  • 読み込み違反、メモリ不足、外部例外、ビットマップイメージが不正~
    →お使いのエンジンが対応していない新要素を含むシナリオを実行したとき(など)
    • 対応エンジンを入手して再挑戦します。方法の詳細は、こちらをご覧ください。

  • 読み込み違反、その他の可能性
    • 宿データが破損しているとき、ユーティリティモードの手札検索や更新で読み込み違反エラーが出る事があります。
      この場合は修復を試みるか、過去のバックアアップを使って巻き戻してください。
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カードワースの戦闘の仕組み

戦闘もカードを使って行われますが、移動中とは違った扱いになります。
各PCが所持している技能・アイテムに加え、アクションカードと呼ばれる戦闘専用のカードが使われます。
召喚獣カードは戦闘中に選択して使うことはできず、持っているものが自動発動する形になります。

※※※
まず、各キャラの手元には、キャラのレベルに応じた枚数の「手札」があります。
戦闘時の手札は、PCレベル÷2+4枚です(端数切り上げ、最大値12)。
この手札が、そのキャラの戦闘における行動選択肢となります。

※※※
次に、各キャラの前に、そのキャラの行動選択肢候補となるカードの山が置かれていると想像してください。
ここから手札が上記の枚数に達するまで、ランダムにカードが配布されます。以下、この行動選択肢候補のカードの束を、便宜上「ランダム配布候補」と呼ぶことにします。(※勝手に名付けた非公式な表現です)
ランダム配布候補には、次のものが含まれます。
  • 「攻撃」「渾身の一撃」「会心の一撃」「フェイント」「防御」「見切り」(等?)のアクションカード 合計100枚
    (手札1枚配布毎に新たな100枚が用意される……らしい。
  • そのキャラが所持している技能カード
    (それぞれの残り使用回数分だけ存在するものとして扱われる。PCが持っているカード本体ではなく、その残り使用回数分コピーした複製を使用するイメージ。)
この他、敵のフェイントなどによって、「混乱」という特殊なアクションカードが配布される事があります。
(この「混乱」が100枚の中に含まれるのかは確認できていません。そのため上のアクションカードの項には「等?」を入れています。)

※※※
アクションカード「カード交換」と所持アイテムは固定で、常に手札として持っている状態です。
残りの空き枠に、ランダム配布候補からランダムにカードが配布されます。
  • 「カード交換」は何度使ってもなくならず、常に手札左端に表示されます。
  • アイテムも所持分が常に表示されますが、使用回数分使い切って消滅すると手札欄から消えます。
  • 「カード交換」とアイテム以外のカードは使うとその都度破棄され、手札に1枚分空きができます。
  • カードの使用などで手札に空きが生じると、ランダム配布候補から新たなカードが配布されます。
  • 「カード交換」を使うと、手札を一括交換します。
    技能カードを引きたいときや、現在の手札に使えそうなカードが無いときに有効です。
    • 固定カードは、そのまま手元に残ります。
    • 技能は使わずにランダム配布候補の山に戻した扱いになります。
      手札欄から一旦外れますが、残り使用回数は減りません。
    • 「混乱」カードは破棄されます。
      敵のフェイントなどを喰らって手元に「混乱」カードが来たときは、PCが自動選択する前にカード交換してしまえば、混乱せずに済みます。
  • 技能カードは、使って残り使用回数が減った分、ランダム配布候補内の数が減ります。
    残り使用回数がゼロになった技能カードは、手札として配布されなくなります。
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