[CardWirth] 称号・ゴシップは何文字まで?
- 2018/05/08 22:51
- カテゴリー:CardWirth, 覚え書き, エディタ関連, 作成関連
- タグ:CWエンジン@バージョン差
去年、CardWirthEditorやWirthBuilderで、称号や宿ゴシップなどの入力欄に普通まずありえないだろうという長文(全角で1000文字)を入れてみる実験をやりました(→当時の記録はこちら)。
それを、この前の日曜にふと思い出して──
──そう言えば、データの実際の中身を見てなかったなぁ。
去年は、シナリオ編集画面やエンジンのユーティリティモードで何文字まで見えるかを見て、それが入力や保存の上限だと結論していました。シナリオや宿のデータに実際何が書き込まれているかは、見ていなかったのです。
何となく気になってきたので確かめてみると、何と堂々と間違っていたことが判明。。。
「1.20エディタ、1.28エディタは、共にクーポン取得(入手)コンテントに全角127文字まで入力可能。」
→これは正しい。
クーポン→半角255文字(全角127.5文字)、ゴシップ&終了印→半角32文字(全角16文字)までで、それ以上は入力できず、より長い文字列をコピーして入力欄に貼り付けても上限を超えた部分は削除される。
上限より長い文字列が書き込まれているシナリオデータを開いた場合は、そのまま保持される。
「WirthBuilderはコンテントに直接入手するのではなくデータウィンドウで管理する形だが、こちらは全角259文字まで入力可能。」
→データウィンドウで管理する機能が追加されているのはその通りだが、入力可能な長さは間違い。
新規追加のときは、文字数の上限不明(半角及び全角で1万文字の入力が可能なことを確認)。
既存の編集では、259文字(全角半角の区別なし)に達しているとそれ以上入力ができない。
また、データウィンドウで既存のクーポンやゴシップを編集可能な状態にし、文字列を全選択してコピーすると、259文字(全角半角の区別なし)を超える部分は自動で切り落とされる。
「全角259文字の称号をPCに付与し、ユーティリティモードで確認したところ、CW1.20~1.30では全角130文字まで、CW1.50では全角259文字全てが保存されていた。」
→最後の「保存されていた」を「確認できた」に変更すれば、だいたい正しい。
CW1.20~1.30では、ユーティリティモードでクーポン・ゴシップの内容をコピーしようとすると、先頭から半角259文字(全角は130文字)分までしかコピーできない。
後に公開されたCW1.50でも、先頭から259文字(全角半角の区別なし)しかコピーできず、長すぎるとエンジンから全てを確認できなくなる。
「エンジン画面上で綺麗に見ることができるのは、CW1.20~1.50の全てで全角21文字まで。キャラクター情報では21文字目は端が切れ、それ以降は見えず。」
→残念、1文字分間違い。(↑の直後に言っていた「きれいに見せるなら全角20文字が限度」の方が正しい。)
PCの経歴欄は、称号の数が増えてくると右側にスクロールバーが出るようになるため、隠れないようにするには、称号は全角20文字以内に収める必要がある。
今はフォントを自由に変更できるエンジンもあるので、その辺も考えて、限界に挑戦するのではなく全角15文字以内程度に収めておくのが無難かもしれない。
「宿帳では全角24文字以上でPC画像とかぶり、全角38文字を超えると見えない部分が出る。」
→こちらも称号の話だが、これは問題なし。
※※※
以上、去年の訂正でした。
このほか、ゴシップをイベントビューから入力しようとすると32文字(全角半角の区別なし)しか入らない、WirthBuilderではキーコードも入力できる文字数がかなり増えているなど、細かい発見もあります。
全てをご覧になる方は、踊る金狼亭「各バージョン変更点まとめ」から、「【CW1.30】での変更点」の「その他」の項をご覧ください。
1万文字の長文を何か所かに入力したお陰で、テスト用シナリオは素材ファイルなしのエリア1つという作りにも拘らず、約300KBの大きさになりました。まさに、塵も積もれば山となるです。