[CardWirth] 備忘録:2013年10~11月の記録/CW(Next)1.60に関連する出来事
- 2015/01/11 14:39
- カテゴリー:CardWirth, (閲覧注意)
- タグ:CW覚書@2013年冬
当時の事を思い出そうとした理由は、公式ファンサイト掲示板の件です。
発端となった時期の記憶が1年以上経ってうっすらぼやけつつある事に気付き、その頃自分は何を考えていたのか再確認しようと思いました。
「愛護協会で配布しているエンジン以外で作成されたシナリオ」のギルド投稿が許可された=「公式ファンサイト配布エンジンと全てのクローンエンジンは同列の扱い」というのが愛護協会のスタンスだろうと考えていたため、あの場で話されていた事については何故今になってというのが正直な感想です。
その件について何かあるとすれば、愛護協会は「他のエンジン」で紹介しているPyについてもNextと平等に、例えば「Py仕様:X.XX(バージョン)」のようなPy独自形式シナリオ専用タグを作ってもいいんじゃないか程度です。PyはASK形式バージョン4でも保存できるため、ギルドにわざわざ独自形式を持ってくるユーザーさんは居ないかもしれませんが、その方が見た目に公平が分かり易いのではとか何とか。まぁ、最初に書いた前提予想が間違っていたら意味ないですが。
とはいえ、「他のエンジン」に独自の機能を使わないなら、CW1.50準拠で作ってもらえると嬉しいというのがいちプレイヤーとしての本音ではあります。
シナリオ作成において何を優先するか、誰をターゲットとして作るかという作り手の判断の問題のため、内容的に1.50(以下)仕様相当の作品が専用フォーマットでも文句を言う気はありませんが、実際そのようなシナリオを見て内心1.50仕様なら自分もできるのにと思ったのも事実です。
これを言うと、恐らくNext専用シナリオはNextでやればいいじゃないかと返されるでしょうが、残念ながらエンジンを掛け持ちしてそれぞれの宿で冒険者を育てるほどの余裕はありません。
前述の中身は1.50・保存が専用フォーマットの作品は、作者が知っている方で、専用にするつもりはなかったが基本同じものと考えてエディットツールの解説書を読まなかったため結果的にということだったので、作り直しに少しだけ協力させて頂きました。
この場合は解説書を読まなかった方が悪いという事になるのでしょうが、こうした事故防止のために、シナリオフォーマットの差についてはもっと周知されてもいいのではないかと思っています。
↓ここから過去話。
- 2013/10/04:シナリオフォーマット変更&圧縮の件
- 2013/10/10~:バックパックの件(1)【実装前】
- 2013/10/22~:バックパックの件(2)【実装後1 - Build 131020】
- 2013/11/04~:バックパックの件(3)【実装後2 - Build 131031】
- 2013/11/08~2013/11/13:無駄にやる気を出した結果と、その後の話
経緯をご存じない方もいらっしゃると思うので念のためですが:
このメモの開始時点(10/4)ではLyna氏は愛護協会の開発担当スタッフで、CardWirthNextの最初のバージョンがCW1.50として公式ファンサイトで配布されていました。
CW1.60となるCardWirthNextの次バージョンの開発が進められていた段階からスタートです。
なお、自分の基本姿勢は「公式の仕様には従うのみ、合わなくなったら撤退」です。
また、特に意見を求められない限り、使う・使わない・自分が面白く遊べる形(または拘りに沿った形)に制限して使うの三択を考えておく程度がユーザー側の限界だと思っています。かつて三択プラス重要な事については自発的な意見と考えていた頃もありましたが、今はもうそんな気はありません。
2013/10/04:シナリオフォーマット変更&圧縮の件
最初に発言しているのは、シナリオデータのフォーマット変更の件と、そこから思い出した圧縮の件。
- フォーマット変更の告知(2013/10/04 00:13)
告知を見た後のTwitter上の発言は、twilogの2013年10月4日の記録で閲覧可能です。
- フォーマット変更については、古いフォーマットで出力できるツールを大事に取っておこう程度。
(リンク先のツイートは主語が抜けているが、自分自身の選択としてどうか、という話をしようとしている。他人は他人。) - ここでシナリオデータ絡みの変更には圧縮もあった事を思い出し、ツールの更新に影響が出る事に今さら気付く。
- が、ここから駄目人間の本領発揮。
- ↓サイズが減るのはありがたいが、自分のシナリオ作成では旧バージョンのエンジンでもプレイできる事が優先
- ↓という事は、新フォーマットでのシナリオ作成は今のところ予定なし
- ↓元々自分用なツールは更新する必要がないのでは...
こんな感じでした。
利用者がごく少数のツールだからできることですね。。。
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2013/10/10~:バックパックの件(1)【実装前】
実装の告知の翌日の話。
告知のツイートは見逃していましたが、宿の親父BOTさんのハッシュタグ投下で、この新要素を知りました。
- バックパック実装の告知(2013/10/09 01:02)
- 宿の親父BOTさん(@Master_CW)によるハッシュタグ #CW新機能バックパックについて 投下(2013/10/10 23:32)
- #CW新機能バックパックについて が付与されたツイートは、その当時にTogetterでまとめてあります。
この時点で開発者側から発表されていた仕様に関する情報は、以下の通りでした。
- それぞれ決まった枚数の技能・アイテム・付帯能力を入れられるが、それらは戦闘中には使えない。移動中は所持欄のカードと同様に使える。
- 同じPCの所持欄とバックパック間で技能を移動させても、残り使用回数はゼロにならない(残回数維持)。
- 身体的特徴値の低下と引き換えに収納枠を解放する、使用中能力にマイナス補正をつける等の方法でバランスを取るかもしれない。
ハッシュタグに気づいた後のTwitter上の発言は、twilogの2013年10月10日の記録で閲覧可能です。
- いまいち用途がピンと来ず、Twitter上で「#CW新機能バックパックについて」がついた投稿を追うと、
- 非戦闘系カードを入れる用
- 荷物袋内のカードの整理用
- レベル調整対策として、レベルを下げて荷物袋に戻される分を入れておく?
- 自分だったらどうするかなと考え、
- 非戦闘系カードを入れる用→今の仕様に納得している(と言うか旧来の仕様の不自由さが面白い)ので、たぶんやらない
- 荷物袋内のカードの整理用→(自分は増えても3ページ目ぐらいまでしかいかないので、分けて整理が必要なほどカードがあるのか! とむしろ驚く)
- レベル調整対策→例えば手札欄の後ろの方から無効になるなど別の方法の方が...
- ハッシュタグを付けた投稿は、もう1つ、ゲームバランスに関するものがある。
実装告知の一連のツイートの中にバランス取りの方法について話が出ており、そういう予定があるなら是非と思った。- バランスに関するツイートを3つの先頭に持ってきて、「3つのうち1番目の呟きが全て」としているのは、シナリオ作成に影響が出そうだったから。
盗賊技能を持たせたPCは、割と良く「盗賊の眼」や「盗賊の手」を引き当ててくる気がしていたので、あれがアクションカード(攻撃・防御などの戦闘用コマンド)だったら随分楽だろうな、と思った。
(確かに条件によっては結構楽になる事もあるのだが、この時点では数値的根拠に基づいていなかった。表現が適切でなかったと思う。) - バックパック実装後、ユーザーが私のようなバックパックを(少なくとも非戦闘系カード入れには)使わない派と、積極的に利用する派に分かれた時にバランス対策が何もなかったら、これまでも面倒だった戦闘のバランス取り作業に、さらにバックパックの存在を考慮した確認と調整が加わる。
今見ると日記の方にも「シナリオを作る立場で見ると難易度の低下は大問題」云々と書いていて、バランス対策なしでの実装を相当警戒していたらしい。
(過去のシナリオ作成時の作業量を考えると、正直、今同じ内容の発表を聞いても同じように警戒するかもしれないと思う。現在、Next専用シナリオを作っている方は、どこを照準にバランス取りをされているのだろうか。聞ける機会があれば、聞いてみたい。)
- バランスに関するツイートを3つの先頭に持ってきて、「3つのうち1番目の呟きが全て」としているのは、シナリオ作成に影響が出そうだったから。
- この時、開発者側からバランス取りの話が出ているのはシナリオ作成への影響のためもあるだろうという、(勝手な)推測もあった。
Twitterで呟いたこととは別に、次バージョンからが真の意味での新しいCardWirth、という感慨めいたものもありました。
この感慨については、当時日記の記事(10/11付)にも書いています。
この時、groupASKが敢えてそうしていると語っていたカードの所持仕様が変わろうとする現場に立ち会っていたわけで、日記には、
- 既存の機能を元に拡張や追加のみ行う時期は終わって、これからは根本を流れる考え方の部分も変わっていくのだろう。
- だいたい予定の内容通りにバックパックが実装されるなら、groupASK継承路線を離れた新たな旅立ちとして、次バージョンでCW2.0を名乗ってもいいのでは?
というような事を書いています。
公式ファンサイトで配布するエンジンは、「現在のCardWirthの標準」の性格を持つものです。重要部分も変えるなら、今後は新しい開発担当のカラーでいく事を明確に打ち出し、その意義や目的を説明しておいた方が、その時点では一定の反発を招いても後腐れは無いのじゃないかと思ったのです。
10/11の日記には、その他に次のような事柄が書いてありました。
- 行動の選択肢が狭まる事(そもそも出来る事が減る)と能力が下がる事(行動の結果に不利益を被る)は別の現象ということから、今のバランス取り案は妥当なのかの疑問。
これは、Twitterでも同じことを呟いている。 - いちプレイヤーとしての選択。自分はバックパックを使わない縛りプレイをやるだろう、という話。
こちらもTwitterで、CW界全体の話として「今後は不満なら使うなという話になっていくのじゃないかと予測」と同種の呟きがある。
この頃のツイートを辿ってみると、ツイートの一部だけ拾うとバックパックの実装に反対しているように見える自覚はあったようです。←でリンクしたツイート(11/13)への返信の形で、知人にもツッコまれてます。
ツッコミをくれた知人には「実装自体には特に賛成も反対も無い」と返信(11/13)していますが、この時、Twitter上で改めて説明するなり、日記に説明の追記をするなりしていれば、その後自分に起こった事は少し変わっていたかもしれません。
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2013/10/22~:バックパックの件(2)【実装後1 - Build 131020】
バックパックを実装したCardWirthNext(Build 131020)が公開され、その内容を確認した後の発言など。
この時の仕様は以下の通り。実装前の予定段階とは、内容が結構変わっていました。
(★印が予定とは異なっていた事柄、☆印は公開された予定には含まれていなかった事柄)
- ★種類別に分かれていない。技能・アイテム・付帯能力合わせて何枚まで、の扱い。
- バックパックは、基本的に荷物袋と同じ扱い。
- バックパック内のカードは、戦闘中には使用できない。
- バックパック内の技能の残回数は、効果系カードや効果コンテントで回復できない。(魔法薬などはバックパックの中身には効果なし)
- バックパック内のアイテムの所有時能力値修正は、所持者に効果を及ぼさない。
- ☆バックパック内の技能は、シナリオ開始時に残回数がゼロになる。
- 技能を本人と本人のバックパック間で移動させた場合、残回数は保持される。
Build 131020公開後のTwitter上の発言は、twilogの2013年10月22日の記録で閲覧可能です。
ツイートの方は仕様のまとめぐらいで、たいした事は書いていません。
同じく10月22日に、日記に使用レポートも書いています。
使って気付いたことのほかは、難易度への影響についてなどです。
- バックパック内の技能はシナリオ開始時に残回数がゼロになるため、良く使う技能の予備保管場所としては使えない。
(技能をバックパックから所持欄に移動した後で魔法薬などで回復させる必要があり、荷物袋から出し入れするのと扱いは同じ。) - 所持欄からバックパックへは残回数を維持したまま移動が可能なので、戦闘に使わない技能の退避場所としては有効。
Build 131020には予定段階で言及されていたバランス対策は含まれてなさそうだったので、今後さらに変わるか否か、こっそり注目していきたいで〆ています。
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2013/11/04~:バックパックの件(3)【実装後2 - Build 131031】
いつの間にか効果系カードの設定に「バックパック対応」のチェックボックスが増えている事に気づき、機能の確認を行った際の発言など。
これ以前にも修正が行われたかもしれませんが、確認できていません。
Build 131031でのバックパックの仕様は、以下の通り。Build 131020から、また少し変わっています。
(★印が追加された仕様)
- 種類別に分かれていない。技能・アイテム・付帯能力合わせて何枚まで、の扱い。
- ★入る枚数は初期値3枚で、レベル上昇と共に最大10枚まで増える。
- バックパックは、基本的に荷物袋と同じ扱い。
- バックパック内のカードは、戦闘中には使用できない。
- バックパック内の技能の残回数は、効果系カードや効果コンテントで回復できない。(魔法薬などはバックパックの中身には効果なし。バックパック対応技能も回復できない。)
- バックパック内のアイテムの所有時能力値修正は、所持者に効果を及ぼさない。
- バックパック内の技能は、シナリオ開始時に残回数がゼロになる。
- ★ただし「バックパック対応」の技能は残回数がゼロにならず、所持欄にあるものと同じくそのまま使える。
- 技能を本人と本人のバックパック間で移動させた場合、残回数は保持される。
Build 131031に関するのTwitter上の発言は、twilogの2013年11月4日の記録で閲覧可能です。
翌日の11月5日の日記に、使用レポートも書きました。
日記は前日のツイートのまとめを含み、両方合わせると以下のような内容になっています。
- バックパックの中身を全てバックパック対応技能で埋めれば、実質持てる技能の数が2倍になる。
戦闘で使えない技能をあらかじめ分けておく、交換用ストック技能を持つといった使い方が簡単にできる。ペナルティもない。 - キーコード発火用技能をたくさん持つ人ほど、バックパック対応技能の利用で恩恵を受ける。
特に所持品が充実し、技能を使える回数も増えてくる中盤以降、バックパックとバックパック対応技能を使うか使わないかで差が開く。 - この仕様変更への反応は、その人が戦闘中に使っても意味が無いキーコード発火専用技能をどう思っているかで結構分かれそう。
正直邪魔だけど対応箇所で使えないのも嫌だから仕方なく持つ人はバックパックを対応技能で使い倒し、好んでまたは割り切って持つ人はバックパック封印か少なくとも技能は入れないなど、二極化が起きていくのかもしれない。
ここでバックパックとバックパック対応技能を組み合わせて使った場合の影響を計算し、日記記事(11/6)にまとめました。
冒険者が低レベルのうちは影響は小さく、育って持てる技能が増えるにつれて影響が大きくなるという結果ですが、これは冒険者のレベルと技能の所持状況のみを変動させ、その他の影響がありそうな要素(複数)は全て固定と仮定した上での話です。その場の条件やバックパックの使い方によって、難易度に対する影響は様々に変化します。
↓最終的な結論:
- 総合的な影響の見積もりは困難を極める(たぶん出来ない)。
バランス取りの話はあったが、果たして実際に調整は可能なのだろうか?- どれだけ簡単になったか分かり辛い上に、別の事で難しくして釣り合いは取れるのかの問題も。
- 現在のカード所持システムに対して何か不満が出ているにしても、エンジンの仕様で何とかしなくても良いのでは?
- パーティー編集ツールも技能・アイテムの作成ツールも公式のものが最初から付属しており、大抵の事はユーザー側で解決可能。
(それは不正じゃないのかなど批判はあると思うが)どうしても不満点が許せない場合、こっそり自己解決されるのでは。
- パーティー編集ツールも技能・アイテムの作成ツールも公式のものが最初から付属しており、大抵の事はユーザー側で解決可能。
この11月6日の日記記事を境に、基本的に相容れないだろう便利に使いたい派とバランス取って欲しい派、その双方の意見を聞きながら難しい調整を行うぐらいなら、いっそ無くして各自の自己解決に任せた方が開発が楽なのでは──少なくとも、急いで次バージョンで実装しなくてもいいのではないかと思い始めました。
また、改めて何を解決・改善しようとして生まれてきた仕組みなのかが気になりました。
この頃、賛成反対双方の立場の意見が出ていましたが、バックパックが何を狙った機能なのは不明のままでした。
しかし、もし今の形が開発者の方の理想の形なら、外野があれこれ考える事自体が無意味なわけで。後日無駄にやる気を出した後、告知等に自分が気づいていないだけかもしれないと思い、Twitter上で情報収集を試みたりもしました(11/9)。
その後、この件についてもう少し呟いています。twilogの2013年11月7日の記録の最後の方です。
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2013/11/08~2013/11/13:無駄にやる気を出した結果と、その後の話
11月8日、とある方がデータの圧縮について書かれた文章を発見しました。
きっかけは、確か誰かがTwitter上でその文書へのURL付きでコメントしているのを見かけた事だったと思います。
この時、ちゃんと動く状態のクローンエンジンがあった事を始めて知りました。
その頃自分が操作用DLLの話がどうなるか様子見中だったこともあり、その件がもう少しはっきりするまで待ってみても良かったのではとの感想を持ちましたが、一方で長文を書いて訴える熱意が心に刺さりました。その頃色々な事が面倒になって限りなくやる気が失せていたので、動いている他人が羨ましかったのかもしれません。
ここで決定的な間違いを起こしました。気力を溜めて、バックパックを急いで実装しなくてもいいのではないかという話を直接開発者か愛護協会にぶつけてみようかという気になった事です。
さらにこの時、考えをまとめないままのツイートで失敗の上塗りをしています。
関連するツイートは2つ。
- 1つ目は、発見した文章を読んで、動いている人もいるんだなという、とりあえずの感想。
圧縮の件が出てきた頃、万が一引き継ぎが不可能な状況で開発者が交代する場合、圧縮の解析が出来なければ開発ストップか1.60以降のシナリオを切り捨てるかの選択を迫られると考えていたこともあり、意見表明する人が出てもおかしくはないと思った。
- 自分が何も言わなかったのは、恐らく愛護協会内で仕様書を作って残すなどの対策がなされているのではないかと思っていたことと、操作用DLLを出すかもという話(10/21)が実現すれば仮に引き継ぎが全くなくても対応のしようはあると考えていたことによる。
- 2つ目が、失敗している方。
前からの続きで、書き始めは圧縮解析の話をしている。後半は、この項の冒頭に書いた流れを経て、バックパックの件で意見を言ってみようかという話。
1つ目と2つ目の間、6分間の途中経過を抜かしてきっかけと結論が文章上で直結しており、途中で話題の対象が変わっている事が(今自分で読んでも)分かりません。
- その他、自分の過去の問い合わせを反省したりも。
- 前年11月3日分については、日記にコピーを掲載。
複数のクローンの乱立によってただでさえ減っているユーザーの奪い合いが起き、コミュニティが小規模に分断されていって共倒れなんて事を心配していた頃もあった。
- 前年11月3日分については、日記にコピーを掲載。
数日経っても、気力が溜まる事はありませんでした。まぁ、ほぼゼロのようなところからスタートしているので当たり前です。
この間に、恐らく前述の失敗したツイートが愛護協会の誰かの目に触れたんでしょう。11月12日に日付が変わってしばらくの頃に、意見交換会へのお誘い(リンク先は削除済みですが返信は残ってます)を頂きました。
この後の経緯は、翌日の11月13日の日記記事に書いた通りです。
事態の急変により、意見交換会は開かれませんでした。
CW1.60として開発が進んでいたCardWirthNextの新しいバージョンは、開発者の個人サイトで配布されることになりました(この記事の時点でNextまたは1.60と呼ばれているもの)。
愛護協会内部で何が起きたかは、発表がないので不明です。外部から見て取れたのは、
- Lyna氏が突然(のように見えた)Twitter上でCardWirth開発と愛護協会からの離脱宣言をされたこと。
- 離脱宣言に対し、愛護協会側からは特に公式なコメントや告知はなかったこと。
- しばらく経って、いつの間にか愛護協会メンバーリストからLyna氏の名前が消えていたこと。
これぐらいです。直前にTwitter上でやり取りされていた事が真の原因かどうかも分かりません。
なお、念のため...
バックパックの件を伝えてみようかと思った事、そこに折よく出現した意見交換会に飛びついた事について自分の判断は誤りだったと考えていますが、以前に拍手コメントへの返信記事で書いた通り、
> これは自分の側に熟慮が足りなかったせいで、お誘い頂いた事は感謝してます。招待元の方に含むところはありません。
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これより後は、この辺で。
一連の出来事から学んだことは、
・他人は、自分の発言の全てを読んでくれるわけではない。
・自分の中の「こういうつもり」は、言わないと伝わらない(場合によっては言っても伝わらない)。
という、至極当然のことでした。
もう1つの収穫は、何もかも終わった後の話ですが、CWHSチャットの常連さんたちと知り合えた事です。
意見交換会の予定日、CWHSチャット(←会場になるはずだった)が大賑わいだったのを見て、翌週の週末辺りも誰か居るのではないかと覗きに行きました。
お陰で、七篠権兵衛氏をはじめ、それまで全く話したことがなかった方々とも話すことができました。こういうきっかけでもなければ自分から接近するような事はなかったし、恐らく一生お名前を知っているだけの遠い存在だったでしょう。人の縁というのは、不思議なものです。
※※※
実はこれ、日付は1月11日ですが、もっと前から書き始めていたものです。
問題のトピックに冒頭に書いたような事を返信すべきかと迷い、その過程で過去を振り返りました。
燃えていた部分は切り離され、閉じられてしまったので、もう返信のために使うことはなさそうですが、資料として残しておきます。
[関連記事]
・#CW新機能バックパックについて を起点に色々(10/13追記あり)
・バックパックを使ってみた@CWNext(Build 131020)
・バックパックを使ってみた・2@CWNext(Build 131031)
・バックパックの影響を考える
・CardWirthNext次バージョン個人配布移行の事
・Re: CW1.60(予定)関連で頂いたコメント
[関連記事@2015年]
・不毛の根っこは何か、という話
[微関連記事]
・冒険は冒険の前から始まっているという話
・新規拡張または改造版作成に関する問い合わせ、の記録